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金子 勝さん(慶應義塾大学経済学部教授)

2015.04.13

新著のテーマは新しき「共有論」。

金子勝さんの新著は『資本主義の克服〜『共有論』で社会を変える』。
本書は、まずアベノミクス批判から始まります。異次元金融緩和はデフレを回復することなく株価の維持だけに終わり、成長戦略という名の雇用や社会保障での規制緩和は、非正規雇用の増大と貧困・格差の拡大を生みつつあると、一刀両断。
また一方で「脱成長論」とともに、ピケティ・ブームに見られるような所得再分配論が起こっていることを指摘します。

しかし金子さんは、両者の二者択一的な考えに異を唱えます。何をどのような形で共有し、何を私有するのか。そこを大いに議論するべきというのが、本書のテーマです。
例えば社会保障制度。分散し歪みの大きくなった年金や健康保険制度は、より大きなものに集約・共有されるべきであると。また経済分野では、中央集権型産業から地方分散ネットワーク型という、新たな「共有」の形。
様々な具体例をあげながら、市場至上主義により暴走・閉塞状況に陥っている資本主義の克服策を展開しています。



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資本主義の克服〜「共有論」で社会を変える
金子 勝著/集英社新書/778円(税込)











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