8月23日(土)20時01分
名古屋に講演に行った。
朝、起きて名古屋地区の天気予報を調べると、
午後は雨になると言う。
本日の演題は「日本のものづくりについて」
昨年の「ユニバーサル技能五輪国際大会」以来、
時々こういうテーマの講演があるのだが、
「平和裏に夫を捨てる法」だの、
「蕎麦打ち男VSモグラ女、どちらに軍配が上がるか」
だのというテーマと違って、(こんなタイトルで講演したことはないが)
笑い声が響き渡るというような話ではないのだが、
一体どんな人が来てくれるのだろう。
主催者の話によれば、申し込んでくれたのは、
「アラウンド・シクスティの女性たちが多い」
ということなのだが、
あまりひどい雨だと来たくなくなるだろうなぁ。
「定員をかなりオーバーする申し込みがあったんですよ」
とも言っていたが、あれは少し前の話で、
まさか「星野ジャパン」の3位決定戦と重なるとは思っていなかったしなぁ。
名古屋は星野さんのファンも多いだろうから、
今日は淋しい会になることを覚悟しなければいけないだるなぁ.........。
新幹線の中で、
私の気持ちはどんどん地味になるのであった。
浜松辺りまでは曇っていた空が、
愛知県に入ったあたりから雨が降り出し、
名古屋駅に着く頃には、激しい降りになっていた。
タクシーに乗り込むと、ラジオのスイッチが入っていない。
「運転手さん、野球はどうなりました?」
と、聞くと、
「さっきチラッと聞いたら4対4で同点だったけど、
日本は負けるんじゃないのかねぇ」
と、素っ気ない。
「今度のオリンピッックは、監督たちが目立ちすぎだよ。
主役は選手なんだからね」
そう言えば、今朝の新聞にも「なでしこジャパン」みたいに、
選手の名前が前面に出ていた競技はよく健闘したが、
監督の名前を冠したチームは敗退したと書いてあったが、
なるほど面白い観点ではある。
この後運転手さんは、
「中日ドラゴンズにおける星野監督と落合監督の比較」を素材に、
「ワンマンとカリスマの違い」
「部下を活かすリーダーとつぶすリーダー」といった、
独自のリーダシップ論を展開し、
「あんたも若い人を大事にしなさいよ」
と、言い置いて、
私が乗った時よりずっと元気な表情で去って行った。
講演会は、
心配していた人の入りもよく、
反応のいいお客さんが多かったこともあって、
気持ち良く話すことが出来た。
来てくれた人たちは、主催者が言っていた層とはちょっと違って、
アラウンド・シクシティの男と女がほぼ半々ずつ。
せっかくの機会なので、
最後の10分をいただいて「club willbe」のことを説明させてもらった。
会場を出ようとする私に向かって、
「私たち、会員になりますよォ〜」と叫んでくれた3人の女性たち。
「たしかに、まだまだオレたちの時代だよね。
先ずはオレたちが元気になって、若い奴らをもっともっと元気にしないとね」
と、言ってくれた帰りのタクシーの運転手さん。
名古屋のアラ・シクス(?)を思い出しながら、
天むすいなりを頬張っている私だ。













































