コドモの夜。

icon_zamma.jpg8月31日(日)12時02分

夕べ書いたブログがどこかに消えてしまった。
8月8日から毎日何とか更新しているのだが、
初めの頃は、私が書いた原稿をスタッフに送り、
スタッフが立ち上げてくれていたのだが、
いつまでもそんなことをやっていると、
スタッフの気が休まることがないと反省し、
(特に土日、祝日など)
やり方を教わって、自分でやっているのである。

それでもかなり簡単なマニュアルにしてくれているので、
指示された順番通りやれば、
サッサッサッと立ち上がるのである。

つまり、
裏返せば「根本」が解っていないということだから、
夕べのように確かに書いた文章が、
突如、消えてなくなるというような事態になると、
自分の力ではどうにもならないので、
「これは明日、最初からやり直そう」と、
諦めるしかないのである。

しかし、考えてみれば、
こうしたブラックボックス状態は、
何もハイテク機器に限ったことではなく、
人にも言えるような気がする。

解ったつもりでつき合ってきた人が、
何かの時に突如、
消えはしないが、(たまには消える人もいる)
想定外の炸裂状態になり、
「まさか、この人がこんなことを.........」というような人が、
最近増えていると思うのである。

ヒトのブラックボックス化。
何かが起きた時にしか解らない、
そしていったんそうなるとお手上げの人。
機器類は修理の人が来てくれれば、
修復は可能だが、
ブラックボックス人間は修理不能。
廃棄するわけにもいかないし、
倉庫に入れてしまうわけにもいかない。
そばにあっても手を出さず、
つかず離れず、
そっと視界から外すしかない。

2008年8月は、気候変動のせいか、
そんな人に沢山会ったような気がする。

消えたブログの埋め合わせ原稿に続いて、
ここからは夕べの話。


夕べは銀座のジャズクラブに行った。
日曜日の夜のジャズクラブ。
この日の出演者は小川理子さん。(piano&vocal)

大手企業でのキャリアウーマンという顔と、
力強くスピード感あふれるハーレムストライドという、
ジャズピアノ・スタイルで人気が高いジャズアーティストという、
二つの顔を持つ女性。

私は先月、彼女の会社で会ったのが初対面だったので、
この日の「変貌」ぶりには驚嘆した。
肩も露な白いドレスに大ぶりのネックレス。
メイクもステージ仕様なので、隙のない美しさだ。
会社で見た時も、別の意味で隙のないカッコよさで、
如何にも大企業の管理職女性といった風情だったのだが、
あまりのイメージの落差に、
思わず、「フーム。日曜サスペンス劇場みたい」と唸ってしまった。
(意味不明?鮮やかな変身ぶりが「ドラマティック!」ということです)

場内は男女二人連れや仲間同士誘い合ってという人もいたが、
一人で来ている50代から60代男性が(中には70代とおぼしき人も)
多いのにも驚いた。
この国で、大人の男が一人で、
ジャズを聴きに銀座に出て来るというのは、
予想していなかったので、
何だか嬉しくなってしまった。

そんな中、
その人を見た瞬間、目を奪われ、
そこから視線が外せなくなった客がいた。

ステージから一番遠くの、
ピアノテーブルの席で一人静かに聴いている女性。
頭に青いターバンを巻き、
やわらかな素材の豹柄のパンツスーツを着て、
センスもなかなかだ。
文字で書くと派手に思われるかも知れないが、
豹柄もそばまで行かないと豹柄には見えないアースカラーで、
ケバケバしさはまったくない。

70代か、もしかしたらそれ以上の年齢。
メイクをしているようには見えないが、
肌は透き通り、肉薄の頬は知的な雰囲気を漂わせている。
背筋が伸びていて、贅肉のかけらもないすっきりした身体は、
「昔、パリで踊っていたのよ」と言っても、信じられる風情だ。

時折ステージを見つめる瞳がキラリと輝き、
(まさに星のように「キラリと」光るのである)
その鋭さにドキッとさせられるのだが、
次の瞬間、おそらくは彼女の気に入る音に出会ったのだろう、
急に光が和らぎ、やさしい面差しに変わるのである。

射るような視線と包み込むような視線が、
息を継ぐように自然に繰り返されるさまを見ながら、
私などまだまだ「コドモちゃんだわ」と思い知らされた夜だった。

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コメント(1)

残間さん、ブログがんばってますね。
毎日楽しみに読んでます。
銀座のジャズの女性素敵ですね。またお客さまの中に更に素敵な女性が・・・・
この7月に昨年入団したばかりの地元の混声合唱団の二年に一度の定期演奏会があり、強く辞退したのですが、お鉢が回って来て、合唱をバックにエーデルワイスのソロを1200人もの大ホールでアコースティックで歌うはめになりました。
指揮の先生の特訓で何とか歌い終えましたが、各方面に思いのほか講評で、すっかり味をしめてしまいました。
もう少し時間がとれるようになったら、やさしい歌を歌える歌い手さんに挑戦したいですね。
この季節は『夏の思い出』『白いブランコ』みたいなレパートリーです。あぁ、ばかなこと考えてますね。
それでは、健康に留意して、毎日配信楽しみにしています。

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フォトアルバム

5月16日(水)

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開業間近の「東京スカイツリー」を見上げる。

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江戸の四季をモチーフにしたというエレベーターの内装。

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真新しいユニフォームを着たスタッフ。

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340mの高さから下を覗く。

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地上451.2mから眺める景色。

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最高到達地点「ソラカラポイント」にて1枚。



5月11日(金)

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打ち上げ会場での「虎姫一座」



5月8日(火)

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昭和のスターたちを支えた「花やしき少女歌劇団」(小・中学生の少女たちで結成された)

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浅草のランドマーク「浅草公会堂」



5月6日(日)

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手足とも緑色に。



5月5日(土)

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手際よく芝の手入れをする学生。

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雄大な八ヶ岳連峰を仰ぐ。

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花の直売店。

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熱気球体験も人気。

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野菜の直売所(他に乳製品の直売所もある)

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「諏訪大社御柱祭」で曳行されたご神木。



5月3日(木)

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2キロの蕗の皮。

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虎姫一座+サエラの「公会堂で逢いましょうin浅草」稽古風景(5月11日18:30より浅草公会堂で開催)

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熱心に指導をする大里プロデューサー。



4月30日(月)

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港区コミュニティバス「ちぃばす」初体験。



4月29日(日)

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法話室にて、僧侶と。



4月21日(土)

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神楽坂・毘沙門天で、しめやかに営まれた。

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品川駅近くで見つけた、名残の桜。その1

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その2



4月18日(水)

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1986年に公開を始めた「窯のある広場・資料館」

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施設を案内してくださった、辻館長。



4月15日(日)

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初めて搭乗した「スターフライヤー」

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楽屋を訪ねてくださった、田島元通さんのお父さんと。

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「いろはクラブ」のみなさんが楽屋に用意してくれた、郷土のお菓子と柏餅。



4月7日(土)

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茅山荘の坐禅会。インド、ブラジルから帰ったばかりの藤田一照さん。

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お花見をするニシダさんと母。



4月6日(金)

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加賀乙彦先生とツーショット。

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willbeメンバーに囲まれた加賀先生。



4月4日(水)

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試食会で、ファミマスタッフと。手の中には、秘密のデザート(5月中旬発売予定)



4月3日(火)

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霞ヶ関ビル1階に飾られていた、桜の生け花。



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書籍情報

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残間里江子
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新潮社
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1,470円

プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。