11月9日(日)23時00分
筑紫さんのご葬儀、告別式に参列した。
ご自宅で近親者のみで執り行うということなので、
遠慮したほうがいいようにも思ったのだが、
最後までお見送りをしたかったので、
伺うことにした。
奥さんの房子さんが、
私の顔をみるなり「忙しいのにありがとうね」と、
心底嬉しそうに言ってくれたのを聞いて、
来て良かったと思った。
一昨日ご遺体が安置されていた部屋は、
三方を白い布でおおわれ、
庭に向かって白いテントが張られてあり、
40人程度が座れるようになっていた。
白い花々に囲まれた棺の上には、
ハートが書かれた紙片の真横にお酒が捧げられ、
その隣りには大好きだった麻雀の牌が4個、
そして砂の入った小瓶が置かれてあった。
ご葬儀のあと、告別の儀が行われた。
一人一人が棺にお花を入れながら最後のお別れだ。
一昨日は3時間近く筑紫さんのお顔を見ていたが、
あれから時間も経っているから、、
著しく面立ちが変わっていたら哀しいなと思っていたのだが、
一昨日の夜とほとんど変わらぬ、穏やかなお顔だった。
棺には雑誌や新聞、ノートなどの他に、
房子さんの手で先ほどの小瓶の蓋が外され、
中の砂がご遺体に撒かれた。
筑紫さんが思い入れている沖縄の砂なのかと思ったら、
「ダライラマさんにいただいた砂なの」
ということだった。
それまで静かに手を合わせていた人たちの中から、
小さな嗚咽が漏れてくると、
部屋中に堰を切ったように女たちの泣く声が響き渡り、
その声を聞いた私もついにたまらなくなり、
声を上げて泣いてしまった。
このあと落合斎場に行き、
収骨の儀に参加した。
筑紫さんの死をどう受け止め、何を感じているのか、
喋り言葉では言えるのだが、
今はまだ文章には書けない。
事実だけを並べて、
私の備忘録としたい。














































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