1月16日(金)23時58分
政府も企業も当てにならないと踏んだのか、
はたまた破れかぶれなのか、
あちこちで「個」がほつれはじめている気がする。
中には個が炸裂し、
心の裏側に隠していた欲望までが、
露骨に見えている人もいる。
今週はいくつかの会合に出たり、
何人かの人に会って、
しばしばそんな光景に出喰わした。
今まで義に生きていたとばかり思っていた人が、
突然自分の利ばかりを主張してみたり、
今までならこんなこと絶対に言わなかったのにという人が、
タブーの壁を軽々と乗り越え、
本質・本音・本性を剥き出しにしている姿を沢山見た。
行き場がなく、先行きが不安で、
「つい焦りが出てしまって」という気持ちは解らないでもないが、
いずれもが50歳を越えた大人だと思うと、やはり哀しい。
心底参っている人は、
むしろ他者に優しく、
少しゆとりがありそうな人ほど、
そのゆとりが他者にとられないように身構え、
時に他者を手厳しく排除している姿は、
それこそ「さもしい」の一語だ。
しかしながら、
考えようによっては、
いろんなことが曖昧に通り過ぎて行くよりは、
相手の欲望の形や所在がはっきり見えている方が、
「真理」は見つかりやすいような気もする。
こうなったら、
明日からスタンスを変えて、
真理探究の旅を楽しむことにしよう。














































わたしも、昨年、そう感じることがありました。
同感です。
話題はかわりますが、
若い人たちが生きづらく感じるのは、
「悩むことが格好悪い」という風潮があるからだと思います。
私たちが若い頃は、
「悩みもないことが格好悪い」という空気だったのではないかと思います。
だから、哲学書を読んでみたり、政治活動に走ってみたりしたのでしょう。
「おまえ、何の悩みもないのか」=脳天気
と言われるのが嫌で、無理にも悩んでみたりしたものです。
ところが、今は、
悩むこと=暗い=ダサい
となってしまっているので、悩んでいる自分を押し隠して、無理にも明るく振る舞ってしまうのです。
悩むことは「標準仕様」であり「成長の証」であり「悩んでいるあなたは素敵だ」という風を吹かせることはできないでしょうか
・・・と考えているこの頃です。
昨年のクリスマスに友人のお宅のクリスマスパーティーに招かれて、そちらの中学二年のお嬢さんと、高校二年の坊ちゃんにカンさんの『悩む力』(集英社)、と夏目漱石の『坊ちゃん』の文庫の二冊をそれぞれプレゼントしました。
そちらのご家族から、常々、進路のことや、クラスの仲間のトラブルや、部活のことで悩んでいると伺っていたからでした。
私達の、暮らしや仕事も、課題や困難や苦悩の連続で、それらと取り組むことで、それらを解決し、克服してゆくことの連続が人生そのものと、この年になって思い当たりました。
漱石や、M・ウエーバーのような歴史上の偉人達も、我々とさして変わらない悩み事に、大真面目で取り組んでらしたことが、『悩む力』を読んで判りました。また、若い方々が同様に極めて真正面から素直に悩み事に取り組んでいることも判りました。叡智在る先人達とこの人たちを、数々の書物が繋いでくれることも改めて思うことが出来ました。
始めてこのようなもに書き込みをいたします、
最近貴方の「それでいいのか蕎麦打ち男」本を拝見しました。
ずいぶん以前にお出しになっているようで、寺島実郎さんの本(この本も最近の著書ではないのですが)に貴方の御本のことが書かれていましたので読ませていただきました。
申し送れましたが私も団塊世代(s、24年)生まれ男です。
面白く拝見さしていただきました。
この書き込みは本日のグログにあった(個が炸裂)についてです。50歳も過ぎている大人(多分男性でしょうか)の個が炸裂に驚かれた(さもしい)とのこと、
私が思うにそれだけ自分を見つめる時間を持たなかった。
時代に合った「個」を、時代が要請した「個」をつくり上げそれを個性としてきたように感じます。人は誰でが時代の子であり、それはそれで仕方がない事では無いでしょうか。私は地方に住んでいますので貴方達(日本の中心東京発信表現者)は少し忙しすぎている様に思います、この書き込みをするに当たって以前貴方のブログを拝見してその様に感じました。ハードスケジュールですね。
おそらく仕事の出来る方はそうなんでしょう。
それはそれで良いのですが、責任ある方々です(皆さんの意識にそれが在るかどうかはわかりませんが)受け手の地方では良かれ悪かれ影響があります。無論、発信者ですから大いに反響が無ければTV視聴率と同様ですから。
だからこそ簡単に発信してほしくないのです。
「個」の炸裂の御仁はどの様な立場の人か存じませんが、おそらく貴方方とお会いする方でしょうからそれなりの立場の方でしょう。貴方方にお願いやら期待やら。私は妻と子供(女2人)母に対しただけでも「個」が炸裂しないよう抑えるのに苦闘しています。