1月31日(土)22時40分
私も時折り講演をしたり、
シンポジウムに出たりしているが、
出来るかぎり、
他の人の話を聴きに行くことを心がけている。
と、言うのが、
講演は一人で完結する世界なので、
来場者が少なくて会場がガラガラとか、
話が途中でメチャクチャになって、
お客からブーイングが起きたとかいうこと以外、
誰の目にもはっきり「失敗」と映るケースは少ない。
(来場者が少ないと、主催者は動員をかけるだろうし、
眠っている人はいても、ブーイングを表するほど熱い人は少ないのが普通だ)
パネリストやコーディネーターでも、
相手がそれなりに「謝意」を示してくれているからといって、
本当に私を喚んで良かったと思っているのかどうかは、
余程敏感に主催者の反応をキャッチしない限り、
真の「達成率」は判らないのである。
(良くなかったからといって、既に終わってしまったことなのだから、
次から呼ばなければいいだけの話で、
どこがどう良くなかったかを親切に教えてくれる人などいないのである)
そんなわけで、怖がり屋の私は、
評判のいい講演会はもちろん、
評判はともかく話題の講師の講演会には行って、
この目でその技を確認し、自分との差異を把握して、
学ぶべきは学び、参考にすべきは参考にさせていただいているのである。
とは言え、日々スケジュールに追われているので、
そんな機会はそうそうはないのだが、
たまたま昨日と今日は、
何人かの人たちの話を聴くことが出来た。
実は昨日は「お別れ会」のあと、
「NPO新時代 NPOは何を目指すべきか」というトーク対論を、
学士会館まで聴きに行った。
これは以前も少し触れたことがあるが、
財務省の財政制度審議会でご一緒している、
「大学評価・学位授与機構 准教授」の田中弥生さんが、
「NPO新時代 市民性創造のために」という本の、
出版を記念して開催された企画だ。
この日のテーマは、
現在日本には36000を上回るNPO法人があるのだが、
6割が赤字で、15パーセントが債務超過に陥っているということから、
「この先NPOが自立していくためには何をどうすればいいのか」
を討論するというものだった。
パネリストが、「NPO法人 言論NPO」代表や、
「NPO法人難民を助ける会」理事長、
「NPO法人日本グッド・トイ委員会」理事長など、
いつもは話を聴く機会のない方々ばかりだったので、
話の中身もさることながら、
それぞれがどんな調子で語るのか、とても興味があったのだ。
田中弥生さんは、こういう「堅い領域」(?)を語る人には珍しく、
さわやかな語り口調の人なので、(風情も颯爽としていて、美しい)
辛気臭さの感じられない(この手のシンポはほとんどが辛気臭くなるのだが)
スマートな討論会だった。
明けて、今日は、
健康アドバイザーの大ぞの千恵子さんが主催したフォーラムで、
北京オリンピックで中国のシンクロナイズドスイミングチームの、
ヘッドコーチを務め、銅メダルをもたらした井村シンクロクラブ代表の、
井村雅代さんの講演を聴きに行った。
テーマは「愛があるなら叱りなさい」
一般に井村さんには「怖い指導者」というイメージがある(ようだ)が、
たしかに講演で発する言葉もキッパリ断定調で、
べたついたところは皆無、
聴いているうちに心が弾んで来るテンポとリズムである。
ところが、少人数で向き合って話をすると、
キッパリ、バッサリは鳴りをひそめ、
発する言葉の一言一言がやんわりとして、あたたかく、
話が耳にスーッと染みとおる感じがするのである。
おそらくご本人には「使い分けている感覚」はないと思うのだが、
場によって自然に、
言葉の温度や重み、硬度などが変わるのではないのだろうか。
怖いけど優しく、優しいけど怖い。
重いけど軽く、軽いけど重い。
柔らかいけど堅く、堅いけど柔らかい。
変幻自在の話術。
講演後、ホテルのラウンジで2時間ほど話をしたのだが、
このまま一晩中話をしていたいという気持ちにさせられた。
大事な追伸)
井村さんに教わった「叱る時の3原則」
1)気分で叱らない。
2)しつこく叱らない。
3)古い話を持ち出さない。
私はまだまだ修行が足りない。














































はじめまして。土曜日のラジオいつも楽しみに聞いております。以前といっても三年位前ですが表参道すれちがったことがありました。素敵な黒いスーツをきてらっしゃいました。
私は料理講習会で人前で話することがありますがやはり同じようにいろんな人を参考にさせてもらっています。
人の話をきいて 間の持ち方 導入部分のお話など勉強させてもらってますがベテランの残間さんも
そうであったなんてびっくりしました。きゅうに親近感がでてきました。ときどきここを覗かせていただきますね。
「叱る時の3原則」
とても参考になります。しかしこれを実践するのがなかなか難しいですね。
それと余談になるのですが、残間さんは立場上たくさんの議員にあわれることがあると思うのですが、国会議員にしろ地方議員にしろ、「○○先生」と紹介したり、有権者のひとたちも「○○議員」でなく「○○先生」と呼ぶことに抵抗はありませんか。
ましてや議員同志お互いを「○○先生」と呼び合っていることにいつも不快感と嫌悪感をおぼえます。
私たちが選挙で選んで祭りごとを行う人であって、わたしたちが教えをこう人達ではないのでなおさら感じます。
「叱る時の3原則」
とても参考になります。しかしこれを実践するのがなかなか難しいですね。
それと余談になるのですが、残間さんは立場上たくさんの議員にあわれることがあると思うのですが、国会議員にしろ地方議員にしろ、「○○先生」と紹介したり、有権者のひとたちも「○○議員」でなく「○○先生」と呼ぶことに抵抗はありませんか。
ましてや議員同志お互いを「○○先生」と呼び合っていることにいつも不快感と嫌悪感をおぼえます。
私たちが選挙で選んで祭りごとを行う人であって、わたしたちが教えをこう人達ではないのでなおさら感じます。