2/27(金)お礼状を書く女たち

icon_zamma.jpg2月27日(金)25時03分

朝5時前に起きて仕事をしていたら、
7時40分過ぎにファクシミリが入った。
誰かと思えばクミコさんからだった。
先週、ミュージカル仕立ての歌語り、
「届かなかったラブレター」を観に行ったことへのお礼状だった。

「先日はお忙しい中、
舞台に来ていただいて、ありがとうございました。
バタバタしておりましてお礼が遅くなりました。
ごめんなさい。これから札幌です。
また押しつきましたら是非お会いしたく.........。
お元気で。クミコ」
クミコさんの直筆は、
気持ちがやさしくなるような大らかな文字だ。

そうか、彼女は今日は札幌なのか。
東京もみぞれ模様なのだから、
今日の札幌はさぞかし寒いことだろう。

午後、今陽子さんからメールが届いた。
「昨日はお忙しいところをライブにいらしていただき、
ありがとうございました。
私も若い人たちとすっごく楽しんじゃいました。
まだまだいけると自信も持てました。
それから、ブログで誉めていただいて感激です。
師匠・いずみたく先生の名曲はいつも評判がいいのです。
ミュージカルをやるようになって、
歌うというより、語っているのがいいのかもしれません。
長く歌っているといいことってあるんですね。
これからもいい歌を歌っていきたいです。
末長く楽しいおつき合いをよろしくお願いします。
ありがとうございました。お礼まで」

会場には陽子さんの親しい人たちが、
沢山来ているようだったから、
お礼状も相当な数を書かなければならなかったはずだ。
忙しいのに、私の方が恐縮する。

表舞台では2人とも、
私とは比べものにならないくらい華やかな姿を見せているが、
この時代に働く「大人の女」という側面から見れば、
彼女たち私も、抱えているものはさほど変わらないように思う。

いや、考えてみれば、
私たちに限らず、
50+(フィフティ・プラスと言い、50歳以上を指す)の働く女たちは、
みんな同じような状況にあるのではないだろうか。
50歳も過ぎた大人同士、そこには有名とか無名とか、
華やかな場面にいるのか、地味な場にいるのかなどは、
あまり関係がないと思う。

陽子さんもクミコさんもとても若く、
贅肉には縁がない、きれいな体型をしているが、
それでも「年齢」を感じることはあるだろう。
人前に出る仕事だけに、
余計、老いや衰えを意識もすることだろう。

クミコさんはご両親に、今陽子さんはお母さんに、
そして私も我が母に、
娘として最後の港までの穏やかな日常を保証しなければならない。
私は既に、介護の日々も視野に入っている。

私たち以外の50+の働く女たちには、
配偶者がいて、
人生を伴走してくれているかも知れないが。
私たちはたまたま(?)バツイチでシングルアゲイン、
誰かを頼って生きるわけにはいかない。

いずれにしても、
仕事、親、自分自身.........、
考えなければならないこと、
やらなければならないことが山積みの毎日を背負っている。

そんな中でも感謝を忘れない気持ち。
そして、それを自らの手で書くお礼状に託す誠意。
常識といえば常識だが、
でもみんながみんな出来るということではないとも思う。
2人からのお礼状を読んだ私は、
大いに励まされ、
新しい力が湧いてくるのを感じた。
「お礼状をありがとう」と言いたい気分だ。

.........さてと、
私も睡魔を追い払って、
「書こう、書こう」と思っていたお礼状を、(2通あるのです)
書いてから眠ることとしょう。

カテゴリ:

コメント(1)

残間さん、いつもブログを拝見しています。
何をするにも手を抜かない徹底主義のイメージがあるのですが、私にとって、励みであり、お手本であり、その姿勢を少しでも見習いたい・・・というモチベーションが高まるブログです。「まだまだ自分は甘い・・・」「なるほど、そういう考え方もあるのか・・・」など刺激を受ける日々です。残間さんのご活躍、楽しみにして、私も1歩でも近づけるよう頑張ります!

コメントを投稿する

      

フォトアルバム

5月16日(水)

photo_nikki
開業間近の「東京スカイツリー」を見上げる。

photo_nikki
江戸の四季をモチーフにしたというエレベーターの内装。

photo_nikki
真新しいユニフォームを着たスタッフ。

photo_nikki
340mの高さから下を覗く。

photo_nikki
地上451.2mから眺める景色。

photo_nikki

photo_nikki
最高到達地点「ソラカラポイント」にて1枚。



5月11日(金)

photo_nikki
打ち上げ会場での「虎姫一座」



5月8日(火)

photo_nikki
昭和のスターたちを支えた「花やしき少女歌劇団」(小・中学生の少女たちで結成された)

photo_nikki
浅草のランドマーク「浅草公会堂」



5月6日(日)

photo_nikki

photo_nikki
手足とも緑色に。



5月5日(土)

photo_nikki
手際よく芝の手入れをする学生。

photo_nikki
雄大な八ヶ岳連峰を仰ぐ。

photo_nikki

photo_nikki
花の直売店。

photo_nikki
熱気球体験も人気。

photo_nikki

photo_nikki
野菜の直売所(他に乳製品の直売所もある)

photo_nikki
「諏訪大社御柱祭」で曳行されたご神木。



5月3日(木)

photo_nikki
2キロの蕗の皮。

photo_nikki
虎姫一座+サエラの「公会堂で逢いましょうin浅草」稽古風景(5月11日18:30より浅草公会堂で開催)

photo_nikki
熱心に指導をする大里プロデューサー。



4月30日(月)

photo_nikki
港区コミュニティバス「ちぃばす」初体験。



4月29日(日)

photo_nikki
法話室にて、僧侶と。



4月21日(土)

photo_nikki
神楽坂・毘沙門天で、しめやかに営まれた。

photo_nikki
品川駅近くで見つけた、名残の桜。その1

photo_nikki
その2



4月18日(水)

photo_nikki
1986年に公開を始めた「窯のある広場・資料館」

photo_nikki
施設を案内してくださった、辻館長。



4月15日(日)

photo_nikki
初めて搭乗した「スターフライヤー」

photo_nikki
楽屋を訪ねてくださった、田島元通さんのお父さんと。

photo_nikki
「いろはクラブ」のみなさんが楽屋に用意してくれた、郷土のお菓子と柏餅。



4月7日(土)

photo_nikki
茅山荘の坐禅会。インド、ブラジルから帰ったばかりの藤田一照さん。

photo_nikki
お花見をするニシダさんと母。



4月6日(金)

photo_nikki
加賀乙彦先生とツーショット。

photo_nikki
willbeメンバーに囲まれた加賀先生。



4月4日(水)

photo_nikki
試食会で、ファミマスタッフと。手の中には、秘密のデザート(5月中旬発売予定)



4月3日(火)

photo_nikki
霞ヶ関ビル1階に飾られていた、桜の生け花。



2012年3月
2012年2月
2012年1月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年9月
2011年8月
2011年7月
2011年6月
2011年5月
2011年4月
2011年3月
2011年2月
2011年1月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年9月
2010年8月
2010年7月
2010年6月
2010年5月
2010年4月
2010年3月
2010年2月
2010年1月

書籍情報

人と会うと明日が変わる

人と会うと明日が変わる  残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
イースト・プレス
【価格】
1,470円

引退モードの再生学

引退モードの再生学 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
【価格】
500円

モグラ女の逆襲
~知られざる団塊女の本音~

モグラ女の逆襲 ~団塊女の知られざる本音~ 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
日本経済新聞出版社
【価格】
1,575円

それでいいのか 蕎麦打ち男

それでいいのか 蕎麦打ち男 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
【価格】
1,470円

プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。