4月7日(火)24時38分
朝、通りに出たら、
ランドセルに黄色いカバーをかけ、
頭に黄色い安全帽をかぶった新小学校1年生がひと塊になって、
集団登校をしているところに遭遇した。
男の子同士、女の子と男の子、
何ら屈託なく手を繋ぎ合っている。
子供たちを少し離れたところから見守っている、
お母さんたちを見ると、
不安と喜びが入り混じっているみたいな顔をしている。
我が息子の時代は集団登校ではなかったから、
学校までわずか5、6分の道のりだったのに、
一人で行けるかどうか心配で、
入学して数日間はこっそりあとをつけて行ったものだ。
親の心配をよそに、日だまりの中を一人で、
ピョンピョン飛び跳ねて歩いていた息子もまもなく二十歳。
流れた月日の速さを思うと、
母子二人で歩いてきた「激動の日々」(だと、私が思っている日々)も、
ほどなく懐かしい想い出になって静かに遠ざかって行くのだろう。
あまりに気持ちのいい朝だったのと、
「毎日30分は歩いているのよ」とおっしゃっていた、
一昨日の黒柳徹子さんの言葉が、
どこかに残っていたことのかもしれない、
目的地の伊藤忠商事まで歩くことにして、
子供たちの列をそっと追い越した。
今日もまた「club willbe」の活動報告をするために、
ご協賛企業を訪問した。
伺ったのは伊藤忠商事、東京電力、トヨタ自動車の3社。
伊藤忠商事の小林社長は私と同世代ということもあって、
心安く話が出来る方なのだが、
私が「メンバーの大半が『何らかの形で社会貢献活動をしたい』
と言っているのですよ」と言うと、
「僕もこの先はそれしかないなと思っていますから、
気持ちはよく解ります。どこからどう始めればいいのか、
どこにどんなプログラムがあるのかなどを、
しっかり押さえてくれると有難いですね」と、
我が事のように親身になっておっしゃるのだった。
このところの経済情勢で、
企業も大変な局面を迎えているのだが、
それでも「club willbe」には期待を寄せてくれていて、
各社であたたかいご助言を沢山いただいた。
課題は多いが「一歩ずつ前に進んで行こう」と改めて心に誓った。
夕方からは広告代理店に勤める友人に会って、
情報交換をしながら食事をした。
「今月からタクシーチケットは廃止、経費も大幅カット。
今まで少し緩かったから、それはそれで仕方ないとも思うけど、
同時にかなり減俸されることにもなって.........。
いきなり厳しく締められると、こっちも生身ですからねぇ、
士気は低迷しますよね。
こうなると、看板にしがみついてはいられないですから、
自分に何が出来るのか、
桜の花を見ながら真剣に考えているところなんですよ」
食後、名残の桜を観ようということになり、
昨日と同じ、
東京タワー下のバーに桜を見に行った。
今日はさすがに店はいっぱいで、
みんな満開の桜に見とれている。
外国人もさかんにケイタイで写真を撮っている。
アートディレクターの長友啓典さんがいらしたので、
「桜の花を撮っている長友さんを撮っていいですか?」
と許可をとって、
「タワーと桜と長友さん」を映像に押さえた。
こうなったら「今年は徹底的に桜を観てやろう!」と思った。
何も意地になることでもないのに、
時間と闘っているみたいな不思議な気持ちが働いて、
意地を張りたい気分なのである。














































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