3/10(水)あゝ現実。

icon_zamma.jpg3月10日(水)26時13分

このところ旅が続いていたので、
旅先から送った宅急便が家で重なり、
今朝は荷物の整理に手間どった。

私一人の講演旅行や視察旅行もあるが、
willbeの旅企画がスタートしてからは、
1週間に2度や3度の旅も珍しくはないので、
出張用の荷物は、
海外出張用など一週間以上の旅用と、
3、4泊用と、
1、2泊用の3パターンに分類してあり、
化粧品、日用品、ヘアアイロン、洋服ケース等々、
日数に応じて3通り用意しているのである。

出張先からいったん自宅に戻れればいいのだが、
羽田空港や東京駅から、
そのまま次の仕事先に行くことも多いため、
基本的には手ぶらでの帰京にしているのだが、
出張先が近かったり、遠かったりさまざまなので、
荷物が入り乱れて一気に届くことも多いのである。

今朝も、
昨日2つ重なって届いていた荷物が、
洗濯もの以外手つかずになっていたのを、
化粧品を補充したりしながら、
所定の置き場所に戻すのに時間がかかった。
(下着や靴下など、旅先で着用した衣類は、
何故か「ナマモノ」みたいな感じがするので、
そのままにしておくのに抵抗があり、
荷物が届くと、時間を置かずに洗濯をするのだが、
化粧品などの携行品は腐らないので、
忙しいと、しばしそのままということもあるのだ)

いつまでも旅の余韻に浸っていたいところだが、
旅の荷物も片づけたことだし、
ここらで気持ちを「東京モード」に、
切り替えなければならない。

今日は午後3時から「町づくり」に関する懇談会があり、
私はその進行役を務めることになったいたので、
昼食後、担当スタッフと最終打ち合わせをして会議に臨んだ。

懇談会メンバーの一人である、
「ネイルクイック」などを経営する坂野尚子さんと、
次のスケジュールが一緒だったので、
2人で連れ立って目的地に向かった。

目的地は、
先頃本社屋を移転した株式会社サニーサイドアップ。
我らが頼もしい妹分(...と言うのも躊躇われるほどの、
スーパー・ビジネスウーマン。会社も2008年に上場している)
次原悦子さんの経営する会社だ。

ここに今日は、
ワーキングウーマン5人が「集結」するのである。
メンバーは、脚本家の大石静さん、編集者の平田静子さん、
次原悦子さん、前述の坂野尚子さんと私の5人。
名前もついてはいない会なのだが、
一年に数回集っては、世の中のこと、互いの仕事のことなどを、
あれやこれや語り合うのである。

今回は次原さんの新オフィス見学と、
ビルの1階でサニーサイドアップが経営している、
カフェレストラン「SUNNY TABLE」で、
ディナーをいただこうという趣向だ。

新オフィスは、
イメージカラーの黄色(卵イメージ)が、
センスよく配色されたやわらかな空間で、
「みなさ~ん」と言いながら、
次原さんがワーキングスペースに入って行くと、
社員が一斉に(しかもとても自然に)立ち上がり、
ニコニコ顔で挨拶をしてくれるのである。
見れば、ほとんどが20代か30代前半、
年季が入った猛者ウーマンたち(私たち4人)もタジタジだ。

「あっ、そうだ、丁度ヒデが帰ってきていて、
打ち合わせをしているのよ。紹介させて!」
と言う次原さんについて、
会議室に入って行くと、
中田英寿さんがノートパソコンを開きながら、
スタッフとミーティング中だった。

「今は国内を回っている途中なんですよ。
九州・四国・山陰・山陽が終わっていよいよ関西です。
次は和歌山から始めようと思っているんですよ。
日本にも良いところがいっぱいありますね」と、
実に爽やか。笑顔が人なつっこい。
もっと硬いイメージを持っていたのだが、
こんなに柔和な人とは思っていなかった。

.........ここで、
母からの緊急呼び出し電話。
「足が腫れて動けないの。浮腫かしら」

ベッド転落から2週間、
頭と足の怪我は治ったのだが、
以来身体に神経質になって、
少しの違和感にも敏感に反応するようになっている。
何しろ「110歳までは生きていたい」が口癖なので、
身体が弱まることを極度に恐れているのである。
足を見ると、浮腫や水腫というほどではないが、
少しむくんでいると言えなくもない。
「私も夜中に突然起きると、身体が強ばるのよ。
お母さんだけじゃないから心配しないで」と言い聞かせて、
しばらく足をさすって湿布をしたら、
気持ちが落ち着いたらしく、
「明日はデイケアだから寝すむわ」と言うので、
私も自分の部屋に戻って来た。

そう言えば、
最近デイケアセンターに行く前夜は、
必ず何かが起きている。
眠れなかったり、転んだり、転落したり、
身体の違和感に過敏になったり.........。
あまりに楽しみにしているせいで高揚感が募るのか、
いつもと違う行動に走らせることが多く、
「事故率」(アクシデント率)が高いような気がする。


SUNNY TABLEでは、
イタリア滞在中のヒデが気に入って、
自らボトルの形やラベルのデザインなどを、
総合プロデュースをして日本に上陸させたという、
「LAMBRUSCO Bacio」と言う、
濃厚な天然微発泡赤ワインをいただいて、
幸福なひとときを過ごしたのも束の間、
一転して「現実」の生活が待っていた。


.........というので、
少し経ったら、
また母の部屋を見に行かなければならないので、
今夜は爽やかなヒデの話で締め括ろうと思う。

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(2010年3月11日 02:13) | | コメント(1)

コメント(1)

数学者の黒川信重先生のリーマン予想に関するお話を伺ってきましたあ。数学もロマン☆なんですねえ。

残間サンのお母様を介護されながらのご活躍、とても励まされます。うちの両親も、70代、80代の後半なので。具体的に参考になることが多いです。これからも、詳しく書いてくださいね。自分だけじゃない、と勇気付けられている方、多いと思います。

それにしても、3種類の旅支度をされているとは、残間サンは「人生の冒険家」という感じですねー。

ウイルビーのカード、届きました。
カッコいい~。
オレンジ色のにくいやつ、ですねー(古いか)。

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プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。

書籍情報

引退モードの再生学

引退モードの再生学 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
【価格】
500円

モグラ女の逆襲
~知られざる団塊女の本音~

モグラ女の逆襲 ~団塊女の知られざる本音~ 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
日本経済新聞出版社
【価格】
1,575円

それでいいのか 蕎麦打ち男

それでいいのか 蕎麦打ち男 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
【価格】
1,470円