12/1(水)「♪木曽のなぁ〜♪」師走の木曽節。

icon_zamma.jpg12月1日(水)24時34分

朝、5時頃から今日締め切りの新聞原稿と、
社外取締役をしている、
藤田観光の社内報の「新春の挨拶」の原稿を書いていた。


7時少し前に電話が鳴ったので、
こんな時間に誰だろうと、
受話器を取ると階下に住む母からだった。

「里江子さん? 里江子さんなの?
大変なことが起きたのよ。すぐ来て!」
興奮気味の声だ。

最近母の耳はほとんど聴こえなくなりつつあるので、
無理だとは思いながらも、
声を張り上げて、尋ねてみた。
「ど・こ・か・具・合・が・悪いの?』
(言葉を区切らないと全く聴きとれないのだ)
「何を言っているのか、聴こえません!
不思議なことが起きているのです。
すぐ来てください!」

原稿書きを中断して、
行こうとしていたら、
再び電話。

「来ないの? 来られないなら、
この間起きたことを手紙に書いたので、
今から私が届けます」
「いや、いや、い・ま・行・き・ます!」

何が起きたのか、実は解っていた。
数日前から幻聴が起きているらしいと、
母の世話をしてくれているニシダさんから
報告を受けていたのだ。

調べてみると、
老人性の幻聴というのがあるらしく、
一過性の場合もあるが、
放っておくと、
慢性化する可能性もあるらしい。

ニシダさんの報告を聞いてすぐ、
病院の手配はしていたのだが、
母にはまだ伝えていなかったのである。
(先のことを伝えると「忘れるかも知れないこと」を気にするので)

部屋に行くと、
やはり幻聴のことで、
母にはそれが自分にしか聴こえていないということが、
信じられないようで、
「ホラ、ホラ、聴こえない?
♪木曽のなぁ〜中乗りさん〜♪って。
ホラ、ホラ、ナンジャラホイ〜♪って聴こえるでしょ!」

......母の幻聴は「木曽節」なのである。
人によっては爆発音だったり、
不吉な声(悪魔の声みたいな)だったりする人もいるらしいから、
母のは、明るいサウンドだから、
まだマシ(可哀想ではあるが)なのだ。

こういう時は「聴こえないわよ! おかしいんじゃなの?」等と、
完全否定をしてはいけないらしいから、
(みんなネットの医療情報なので、真偽は不明)
聴こえる、聴こえないに言及せず、
「そう、よくあるらしいから心配しないで。
命には全く関係ないし(母にとってはこれが一番大事なことなのだ)
人によっては不快な音もあるらしいから」
と、言うと、
「母が晩年、
耳の中で太鼓の音がするって言っていたけど、
あの時は聞き流していたけど、
こういうことだったのね。
でも、あなたの話で安心したわ。
まだ、私は『木曾の中乗りさん』でよかったわ。
『ヨイヨイヨイのヨイヨイヨイだものね』
病院の予約、ありがとう!」

文字に書くと簡単みたいだが、
ここまで「到達」するのに、
お昼過ぎまでかかったのである。
(一度納得したのだが、
またしばらく経つと、不安感が襲って来て、
電話が何度もかかって来て、
電話では埒があかないのでまた行くのだが、
安心するまで少し時間がかかるのだった。

年を取るということを、
こういう形でリアルに見ていられるのは、
いろいろ感じるところがあるが、
息子の胸中は複雑なようで、
「バアバ、可哀想だなぁ。
この間まであんなに難しい漢字の入った、
古典を読んでくれたりしたのに......。
年を取るのって、見ていると辛いよねぇ」
などと、しんみり言うのである。
(私の「老朽化」には手厳しいのに、母にはやさしいのだ)

......というわけで、
今日は一日中、
母のことで、
次々スケジュールが崩れて、
このあとの「ファミマの新しいお弁当」の試食にも、
30分遅れてしまった。(なかなか美味しかった。詳しくは後日)

また、昨日、「メンタルヘルス」の会議のあと、
「寺島文庫」の1階にオープンした、
カフェに行った話も書けなかった。

10月22日にオープンしたもので、
寺島さんから「僕もよく行っているので、
willbeの皆さんにも是非おいでくださいと、
お伝えください」との電話が入ったので、
伺ってみたのである。

広島牡蠣カレーをはじめとして各種パンも揃っている、
広々とした気持ちのいい空間で、
今度「交流会」にも貸していただこうかと思っている。
寺島文庫特製のクッキーやマグカップもあり、
ふくろうキャラクター(「知」の象徴)も可愛かった。
(写真だけは今日掲載します)

あっ、また母からの呼び出し電話だ。
今夜はこれにて失礼!

「♪木曽のなぁ〜♪」
まずい、私の愛唱歌になりそうだ。

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コメント(9)

歳をとって機能が衰えるというのは本当に辛いものですよね。特に、自分の親が衰えていくのを見るというのは。若かった頃はああだったのに・・・って。私の父は9年前、母は2年前に亡くなりましたが、今つくづく思うのは、「親というのは死ぬ瞬間まで子どもに生き方を教えてくれるんだな」ということです。残間さんのお母さんとのやりとりを読ませていただくたびに、母から遠隔地に住んでいたことを理由に、老後の母とゆっくりとした時間を過ごさなかった自分を悔やんでいます。
ところで、奈良ウォークの参加賞としていただいた京都の藤田観光のホテル優待券を使って、小学生時代の友人4人で来週、泊まりに行って来ます。ミニクラス会なんですが、何と、小学校の卒業以来の再会なんですよ。
優待券のおかげで半世紀ぶりの再会が実現します。京都から帰ってきたらまた報告しますね。

お母さんは残間さんがいてくれて最高に嬉しいでしょうね。いくら病気でも考え方一つで元気でいられる。元気でいられれば、みんながしあわせですよね(^○^)

寺島文庫のカフェって、誰でも行けるんですか?
パンとクッキーはおいしいですか?

残間さんのお母様はお元気で羨ましい、といつもメールを拝見し思っていました。しっかりしたお母様でも、あるのですね。私の父は1年前から幻覚ではないですがいろいろな事が起こり始めました。否定してはいけないと思いつつも、そんなことしないでと強く言ったり、叩いたりもしました。そんな自分に落ち込んだりしました。でも今は下着を5枚着ていようが、御寿司か蕎麦しか食べなくても、気にならなくなりました。すみません、愚痴を書きました。

salaさんが、「親というのは死ぬ瞬間まで子どもに生き方を教えてくれるんだな」と書かれていますが、私は親を看取ったときに、
「親って、死に方まで教えてくれるんだな」と思いました。

残間様、お疲れ様でしたが、これははまだまだ入口では?
驚かすようですみません。
毎日毎夜がその連続でした、
朝早い家人達には気ずかれない様に、          まず良く言い分を聴いてあげる、 
                           否定しない、「うなずいて、あげる」その時に..
物事によっては、出来るだけ叶えてあげる。

我が家での例は、物が無い、あんたさんが持っていった!
勿論違います、
「あぁ~それは今お借りしたの、お母さん寝ていたから」
無断でお借りして御免ね~、もってきますから。
「悪いとわかれば良いのよ....?」
傍にいて昔姑が若い時名誉(思っている)な仕事をしていた頃の話をしながら♪♪そのうち安心と満足からかすやすや..。

文にしたら、まあぁ~こんな事ですが!
大変です、過ぎてしまえば懐かしいです。

頑張り過ぎないように、
愚痴も、時々は薬になりました。
今は、聴いてあげる立場になりました。

あれで良かったのかしら??
大丈夫、あの時はあれで良かったのよ00さん!1と

今、これから介護をなさる方々出来る範囲で心を込めて、 なさって下さい、自分の満足にもつながりました。

ご自分も大切に。

こちら「限定のお弁当」が発売になりました。
取り扱っているか確認してから、行きます。
いま外出のついでに12時でしたので..残念無かったです。

タイトルを読んで、ついに残間さんはバンド結成のボーカル?と不謹慎なことを思ってしまいました。
パソコンの前で、母の介護の5年間を思い出して涙しています。

母は刺し子やパッチワークの針仕事が好きだったせいか、最期まで惚けることなく感謝の言葉を口にしてくれました。「私は世界一幸せ」「日本一じゃなくて世界一なの?」「うん、世界一」この会話のやり取りが、今の私を支えてくれています。

「どちら様」と言われながらの介護はつらいと泣く友人もいます。

救急車にも何度もお世話になったりの5年間でしたが私はまだ幸せだったと思います。

介護はどんな状況であれ、あら~古希さんのおっしゃるように、自分を大切に、そして出来る範囲で心を込めてにつきますね。

大変な時、周りの方の助けも遠慮しないでください。
私の場合は、友人の手助が母の先ほどの言葉に繋がったと思っています。

テレビで時々観ていた東日本放送の「みやぎふるさとCM大賞」ですが、今年も残間さんが審査委員長されるというので、今回は思い切って、会場に伺って 生で 見学させていただきました。

私は生粋の仙台っ子ではなく、元々は道産子なのですが あまり仙台を
知らないので ステキな
宮城を再確認しました。
最近は 中々クラブのイベントに参加できないのですが、久しぶりに残間さんを遠くから拝見でき、嬉しかったです!
それに カッコ良かったです!!

携帯の留守録、拝聴しました。大感激です!!
ありがとうございました。

あ~、ケーキもあるのかあ~♪
そうかあ~♪♪

ミネルヴァのふくろうは夜飛び立つ~♪♪♪

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フォトアルバム

5月16日(水)

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開業間近の「東京スカイツリー」を見上げる。

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江戸の四季をモチーフにしたというエレベーターの内装。

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真新しいユニフォームを着たスタッフ。

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340mの高さから下を覗く。

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地上451.2mから眺める景色。

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最高到達地点「ソラカラポイント」にて1枚。



5月11日(金)

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打ち上げ会場での「虎姫一座」



5月8日(火)

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昭和のスターたちを支えた「花やしき少女歌劇団」(小・中学生の少女たちで結成された)

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浅草のランドマーク「浅草公会堂」



5月6日(日)

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手足とも緑色に。



5月5日(土)

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手際よく芝の手入れをする学生。

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雄大な八ヶ岳連峰を仰ぐ。

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花の直売店。

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熱気球体験も人気。

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野菜の直売所(他に乳製品の直売所もある)

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「諏訪大社御柱祭」で曳行されたご神木。



5月3日(木)

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2キロの蕗の皮。

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虎姫一座+サエラの「公会堂で逢いましょうin浅草」稽古風景(5月11日18:30より浅草公会堂で開催)

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熱心に指導をする大里プロデューサー。



4月30日(月)

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港区コミュニティバス「ちぃばす」初体験。



4月29日(日)

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法話室にて、僧侶と。



4月21日(土)

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神楽坂・毘沙門天で、しめやかに営まれた。

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品川駅近くで見つけた、名残の桜。その1

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その2



4月18日(水)

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1986年に公開を始めた「窯のある広場・資料館」

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施設を案内してくださった、辻館長。



4月15日(日)

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初めて搭乗した「スターフライヤー」

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楽屋を訪ねてくださった、田島元通さんのお父さんと。

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「いろはクラブ」のみなさんが楽屋に用意してくれた、郷土のお菓子と柏餅。



4月7日(土)

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茅山荘の坐禅会。インド、ブラジルから帰ったばかりの藤田一照さん。

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お花見をするニシダさんと母。



4月6日(金)

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加賀乙彦先生とツーショット。

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willbeメンバーに囲まれた加賀先生。



4月4日(水)

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試食会で、ファミマスタッフと。手の中には、秘密のデザート(5月中旬発売予定)



4月3日(火)

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霞ヶ関ビル1階に飾られていた、桜の生け花。



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書籍情報

人と会うと明日が変わる

人と会うと明日が変わる  残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
イースト・プレス
【価格】
1,470円

引退モードの再生学

引退モードの再生学 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
【価格】
500円

モグラ女の逆襲
~知られざる団塊女の本音~

モグラ女の逆襲 ~団塊女の知られざる本音~ 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
日本経済新聞出版社
【価格】
1,575円

それでいいのか 蕎麦打ち男

それでいいのか 蕎麦打ち男 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
【価格】
1,470円

プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。