8月1日(月)29時49分
「時間」というのは不思議なもので、
中国の旅も少し時間が経ってみると、
思い出すのは、一緒に行った、
「ツアー仲間」のことばかりだ。
兵馬俑も莫高窟も感激したし、
空海の修行した青龍寺に行けたのもいい思い出だが、
あの1週間、同じ場所で、同じ空気を吸い、
同じものを観ていたという「仲間」がいて、
その人たちとの間で紡いだ物語に勝るものはないと、
モノよりヒトに魅かれる私は、
思うのである。
今回は、
私以外の女性参加者3人は、
日本の経済界で重責を果たしている男性の配偶者で、
簡単に言ってしまえば、
「いいところの奥さま方」なのだが、
1週間、彼女たちと寝食をともにして、
初めて「解ったこと」が沢山あった。
(私の離婚した夫も含めて、私の親友たちの中には、
夫が「そこまで」上りつめた人がいないので、
「実態」が解らなかったのである)
3人のご主人たちは、
全員企業のトップエグゼクティブだが、
最初からそうだったわけではなく、
最初は私の元夫や親友の夫たちと同じ、
平社員だったわけで、
結果として社長や会長になった人たちだ。
(現在は顧問や相談役になっている方もいるが)
だから彼女たちも、
最初は普通に存在する、
「サラリーマンの妻」だったわけで、
社宅生活も転勤も体験しているし、
限られたお給料の中での、
家計のやりくりも経験済みなのである。
(9年間の社宅生活を経験した人もいる)
それがある地点から「分岐」して、
トップエグゼクティブのパートナーとなったわけで、
そう思ってみると、
急に親近感が湧いてくるのだった。
(正直を言えば、これまで私は彼女たちのことを、
何となく「私とは違う世界の女性たち」と、
思っていたところもあるのだ。
尤も、彼女たちも私のことをそう思って、
見ていたかも知れないのだが......)
何日間か同じ行程で旅をすると、
隠しようもない「地」や「素」が見えてくるものだが、
今回の旅で見た彼女たちの「地」や「素」は、
とても素敵だった。
そして、
3人の「在りよう」を見ていると、
会社と家庭、
活動の「場」は違うが、
夫が今在るのは、
夫の「実力」だけではなく、
夫婦双方の力の「結実」なのだろうと思わせられた。
何よりも3人は、
形や方法論は違うが、
夫と、
夫を主軸にした世界に、
大変気を遣っているのである。
特に夫に対する気遣いは、
実にこまやかで、
涅槃物のような姿勢で、
ナイターを見ている夫を、
踏んづけて歩いているナカヤマに、
見せたやりたい光景がいっぱいあった。
もちろん、
長年連れ添っているのだから、
夫に遠慮してとか、
「しもべ」のようにかしずいているのではなく、
自分の「やりたい」または「やれる」範囲で、
夫の気持ちを推し量り、
自分がここで何をすれば、
夫がどう思い、どう動くかを、
たちどころに計算(想像)して、
自分の動きを決めているのである。
これらのことは、
私が「地獄目」で観察しているから、
見えてきたことで、
傍目には、
「夫への愛情」から自然にそうしているように、
見えるのである。
夫の「個性」を徹底分析した上で、
常に先回りをして、
夫を上手にハンドリング出来る、
能力の持ち主。
言ってみれば、
彼女たちは、
夫の「パーソナルプロデューサー」という感じで、
私の見たところ、
今や夫たちは彼女たちのサポート無しでは、
日々の活動が出来ない(生きてはいけない)と思う。
(仕事の世界では鮮やかな采配を振る 夫たちも、
妻には優しくて、私のショルダーバッグの、
5分の一くらいの重さの、
妻のハンドバッグを長い時間持ってくれるし、
莫高窟では高さ35mの大仏を、
頭を曲げて見上げている妻の首筋を、
そっと手で支えてもくれるし、
妻の歌うシャンソンの歌詞を、
側で聴いているうちにすっかり覚えて、
妻が音程を間違えると、
丁寧に教えてくれる夫もいるのである)
「結婚して47年、何があっても、
朝、主人が家を出る時には、
とにかく機嫌よく出さなければいけない、
と思っているの。
主人の不機嫌は、
私と主人二人の問題ではなく、
主人は広い世の中で仕事をするわけだから、
家から引きずっていった不機嫌で、
誰かがとばっちりを受けて、
迷惑することもあるわけですよね。
だから毎朝、主人が家を出る時に、
明るい気持ちで出られるような、
「フッ」と笑えるネタを必死で仕込むんですよ。
今日はこの話で笑わせよう、
あっ、これは明日の朝のネタにしょうって、
いつもネタ探しをしているんだけど、
楽しいネタって、
いざ探すとそうそうないのよね」
(この話にはナカヤマも脱帽していた)
「主人の嫌がることはしませんね。
いえ、自分がしたくないことはしませんけど、
どちらでもいいかなという時は、
主人の気持ちに添った方向を選びます。
例えば髪型とか着る服も、
主人が「やめた方がいいんじゃない」と、
言うことはしませんね。
毎日「似合わない、変だ」と、
思われているのかと思うと、
主人が好きな格好をしていたほうがラクですものね」
(ナカヤマの感想は、
「うちのスリーピングブッダは、
私が裸で歩こうが、頭を坊主にしようが、
気がつかないと思うわ。
私も夫が髪の毛を七色に染めようが、
へそ出しパンツを穿こうが構わないしね。
要するにうちは夫も私も、
既に互いの存在は『借景』みたいなものになっていて、
とやかく言っても直らないと解っているわけよ。
私だって、素敵なダンナになら、
いろいろ言われたいわよ」ですって!)
「大したことでなくとも、主人がやることは、
『凄〜い!あなたってこんなこと出来るのね』とか、
『ステキ!あなたって何でも知っているのね』と、
誉めることにしているの。
仮に『フン、こんなこと』と思っても、
『うわ〜っ、素晴らしいわ!』と言われたほうが、
気分がいいのは、私も同じですからね。
男の人は社会に出れば、
思い通りになることばかりじゃないでしょうから、
せめて家では何でも肯定して気分よくさせたいの」
(「そのご主人、本当に凄いのよ。
博識で、何よりも教養があって......。
うちの夫は、知っているのか知らないのか、
私には何も言わないから誉めようがないのよ。
無言で横になってばかりいて......。
本当に仏像みたいな夫なのよ」と、ナカヤマ)
「いいところの奥さんと言われる彼女たちも、
努力しているのよ。視察していても、
夫のそばで夫の反応を読んでいるし、
自分も一緒に学んでいる感じがして、
私ですら、夫婦っていいなぁと思ったのよ。
あなたも、もう少しダンナさんのことを大切にしたら?」
と、私が言うと、
「彼女たちのご主人のように、知的で、仕事も出来て、
その上、ケタが違う収入を持ってきたら、
私だって研究もするし、賞賛もするし、
1日1回は無理でも、1週間に2回ぐらいは笑わせるわよ」と、
ナカヤマは言うのだが、
ナカヤマは、
何をしても、何を言われても、
いつもあたたかく見守ってくれている、
「仏像夫」の側で暴れているのがお似合い、
という気がする。
杉田団長によれば、
最近財界で、
80歳の新郎と60歳の新婦の、
結婚披露のパーティーがあったということなので、
私も「合計140歳」を目指して頑張ってみようかと、
3人の賢い夫人たちを見ながら思ったのだが......。
彼女たちの他のツアーメンバーも、
いずれも素晴らしい方々ばかりで、
旅の途上、知らない世界、知らない境地を、
沢山見せてもらった。
アテンドしてくださった、
交流協会の人たちも、
各地で案内をしてくれた、
ガイド兼通訳をしてくれた人たちも、
みんなみんな素敵な人だった。
そしてこれは、
このツアーを企画してくださった、
日経新聞会長の杉田団長のお人柄のお蔭だと、
3人の女性も口を揃えて言っていた。
(杉田さんは「黒ひげ危機一発」
(「一髪」ではないのです。念のため)の、
可愛げのある海賊ちゃんに似ているので、
女性軍の間では「黒ひげちゃん」と呼んでいた。
命名者は私だけど......)
20年も経てば、記憶が薄れ、
兵馬俑を忘れても、莫高屈を忘れても、
今回のツアー仲間のことは、
生涯忘れないと思う。














































旅は道連れ世は情け。
旅は誰と一緒に行くかによって、その印象がガラっと変わってしまいますよねー。
どんなにいい景色だって長時間眺めていられないし、
美味しい料理も何時間もかけて食べるわけじゃなし。
まさに旅の想い出は人の想い出です。
人生も旅だから、道連れに選ぶ人によって、チョモランマ山頂に登ったり、高尾山で満足したり、途中で遭難したり、山賊に襲われたり、登山の格好して何故か海水浴するはめになったり、居間で昼寝してるとケトバサレタリ、人生いろいろです笑。
ぼくは笑かして気分よく送り出す側なら何とかなるんじゃないかと思うんですけど。
髪型もちゃんと褒めるし。。。
ぼくが寝っ転がってラジオ聴きながらマンガを読んでいると、
黒猫クーがお腹を踏んづけてゴハンを食べに行きます。
そんな時、シアワセに近いものを感じます。
ナカヤマさんのご主人は十分、シアワセなんじゃないでしょうか。
美人の奥様にケトバサレテ笑
友がみなわれよりえらく見ゆる日よ
ニボシを買い来て
猫としたしむ(ため息)
残間さんお帰りなさい&お疲れさまでした^^
毎日楽しみながら拝読していましたが・・・
今日の記事は手を叩いて笑ってしまいました。
トップエグゼクティブの奥様に限らず、世の妻達は色々苦労があると思います。
時には「コンチキショー!」と思いながら、口に出せずに今日まで。
今に見ていろ、いつか仕返しを・・・と思いつつ、それも出来ない小心ばあちゃん。
男って威張っているようでも、実態は妻(と呼ばれる女性)に操縦されているのがいいのかも知れませんね。
それを承知で操縦されてふりをするトップエグゼクティブもいるも知れませんけど^^;
>私も「合計140歳」を目指して頑張ってみようかと
是非挑戦してください。
もちろん合計歳は100歳から140歳まで間口を広げて^^
そしてパーソナルプロデューサーとなって操縦しまくって、旦那さまをトップエグデクティブに♪
で、それを大石静さんがドラマ化して、残間さんの役は萬田久子さん、ナカヤマさんの役は小林聡美さん、スリーピングブッダさんは・・・西田敏行さん。
残間さんの旦那さまの役は・・・全くイメージが浮かばないのですが・・・・・上は三国連太郎さんで、下は・・・野村萬歳さん(密かにファンだから^^;)
と、ひと時遊んだので外仕事。
北国は今日もどんより涼しいです。
里江子さんへ
今日のブログを顔は微笑みながら 心は涙ぐみながら読ませていただきました。
結婚25年の私は 共働き歴3年 パート主婦歴7年 専業主婦歴15年の経験者です。
どの形で主婦をしていた時もまずは
『外で7人の敵と戦ってくれる主人を気持ちよく送り出すことを一番』に考え
『外では下げたくない頭も下げているのだろうからと 気ままなことを私に投げつけてきても次からはそう言わせないように心がけ』私なりに創意工夫して暮らしてきました。それでもむかっ!としたりぽろぽろ涙が流れたり…
感謝はその何十倍もしているのに我慢ならないこともありました。(主人の言い分はもちろんあると思いすが)
『日本の経済界で重責を果たしている男性の配偶者』と
言われるお立場におられる3人の奥様達を 里江子さんの目を通して拝見させていただき 言いようのない嬉しさと
優しさに包まれました。
そしてこれからも私はこの姿勢で歩んでいけばいいんだあとほっとしました。
ナカヤマご夫妻のようなお姿も大好きだし 里江子さんのような一人ママも見習うべきことたくさんだし 何が良くて 何がダメだなんてことが無いのが今の世の中の良さですね。
ただ 我が夫は企業のトップエグゼクティブになることは
皆無です!
残間さんのブログとポニョさんとkoroさんのコメント。
美味しいフルコースのディナーを満喫した感じです。
ここでコメントするのは、お口汚しで恐縮ですが。。。
executiveのbetter halfはやはりそれなりで、「この夫にしてこの妻あり」、その逆もまた真で、我ら凡人の計り知れない世界かと。。ひがんでいる訳ではありません。(やっぱり、ひがんでいるかしら?)
私には、ナカヤマさんご夫婦のお話が楽しく、可笑しく、温かく心和みました。
「sleeping Buddha」最高じゃないですか!
以前、「亭主元気で・・・」と言うCMがありましたが、あれは今も至言ではないかと思っています。
koroさん、万田久子(残間さん)の相手役、もう少し前の二谷英明さんみたいな人がいないかしら。(個人的希望)
あと、長谷川博巳さん。
残間さん、野次馬ばあさんが好き勝手言ってごめんなさい。
旅のお話、楽しみにしています。
(写真にコメント)
・はい。イネと同様にトウモロコシにも糯(もち)性があります。アワにもあります。モチモチの特性です。
・(嫁さんに)
済まん。トップとは言わないが、エグゼグティブのベターハーフにはしてやりたかったんだが。
悠々さん
>もう少し前の二谷英明さん
う~ん、悠々さんのタイプが見えて来たぞ♪^^
>長谷川博巳さん
うん?と検索しました^^;
あのセカバーの方だったんですね。
残念ながら私は一話しか見なかったのです。
ちょっと危険で甘い香り・・・な~んちゃって♪
でも、私思い出しました。
たしが残間さんはイッセー尾形さんがタイプとか。
イッセーさんのトップエグゼクティブを想像するのは難しいのですが、ここは新境地開拓と言う事でチャレンジしてもらいましょう^^
それで虎寅お兄ちゃん
ゴビ砂漠へは行ったことある?
さくらは、ゴビ砂漠も♪愛情砂漠♪も彷徨ったことないの。
せめて歌うしかないか♪
ひとのこころは~みずたまもよう~♪
いいなぁ・・・遠い目
koro時々さくらより
悠々サン。
冷やした北斗七星の雫の砂糖漬けのような美味しいデザートのコメント、
いつもありがとうございます。
北斗七星の砂糖漬けって食べたことないけど、美味しそうですよね笑
ポニョのは落語のまくらみたいなものです。
さくら。
お兄ちゃんはさくらとならんで月の砂漠がしたいなぁ。。。
月の砂漠を はるばると
旅の駱駝がゆきました
金と銀との鞍置いて
二つならんでゆきました
さくらが無理なら松下奈緒サンでもガマンするよ笑
でも、残間サンの写真のキャプションを読むと、
駱駝は突然、倒れて寝ちゃう勝手な生き物みたいだから、
振り落とされてケトバサレちゃうかもしれないなぁ。。。
さくら。
奈緒サンはNHKのドラマで忙しいみたいだし、
お兄ちゃんはまたひとりで旅に出るよ。
どこへ?
そうだなぁ。
軽井沢にでも行って、
中国製の扇風機でも売って、
ついでにバーベキューでもしてくるかなぁ。。。
さくら、バーベキューってわかるかい?
オバキューじゃないぞ笑
お兄ちゃんがいつもお祭りで焼いてる
タコ焼きでも焼きソバでもないぞ笑
ジョーリューカイキューの社長サンとかが
やっているヤツだぞ。
社長サンっていってもタコ社長じゃないぞ。
玉ねぎやじゃがいもばっかりじゃなくて、
ちゃんと肉だって焼いちゃうんだぞ。
腹いっぱい食べて呑んで、
サカモトキュー唄って、
バタンキューだぞ。
そういうと思ったろ笑
ふぁ~(欠伸)。
またバカなこといっちゃったな笑
さてと、今夜はもうお開きにするか。
まくら、さくら取ってくれ。。。笑
ふぅ~
やっと本日の仕事が終了しました
イチローが大リーグにいって初めての
月間.241というワースト記録を出しました…
あのイチローがヒットが打てずにあえいでいます…
イチローを応援する店の私の店も
なんと!
10年間でワースト記録を更新しました
へんなところでリンクしてます
しかし私たちは必ず奇跡を起こします♪
どう、この最悪の状態を乗り越えるのか
注目してください
こんなところで終ってしまうような
イチローであるわけないし
私ではないところを
これからの行動に注目です♪
すみません
自分のことだけを
かいてしまいまして
本日のブログで残間さんの「妻は夫のパーソナルプロデューサー」という表現にドキリとしました。
ああ、もっと早くにそういうことに気づけばよかった、と後悔です・・・
夫に任せておいたのは信頼していたはずだったからなのだからそれで失敗しても、夫を責めるわけにはいきませんね。
夫に追従するようにして操縦することができればよかったのですね。
今からでも間に合うかしら?
ポニョさんのコメント(脚本?)はとっても
可笑しくて笑ってしまいました。癒されました。