9月9日(金)28時25分
第1128回
今日は、
国土交通省の会議室で、
「地域づくり表彰」の審査会が開催された。
これは、
国交省の正式資料によれば、
「創意工夫を活かした優れた自主的活動で、
広域的な地域づくりを通して、
地域の活性化に顕著な功績があった優良事例を、
表彰することにより、
地域間の連携と交流によって、
地域の個性ある自立を広範囲にわたって促進し、
地域づくりの奨励を図ることを目的としている制度」
ということなのだが、
(いざ、こうして自分で文字化してみたら、
「気持ちは判るが......」という難解な文章で、
主語・述語の関係や修飾語の複雑さの中に、
「役所的シュールさ」が溢れているような気がする......)
要するに、
魅力的な地域づくりをしている人たちを、
表彰するという国の制度で、
今年は全国から62事例の応募があり、
この中から「国土交通大臣賞」と、
「全国地域づくり推進協議会会長賞」などが、
授与されることになっている。
私はかれこれ、
6、7年審査員をしているのだが、
62の事例を一気に全部審査するのは、
大変だとの計らいから、
あらかじめ国交省の専門家によって、
書類選考をし(書類だけでは判らない実情を、
検証するために、映像資料などを収集して、
活動内容の確認もしている)
事務局案という形で8事例を選定し、
今日の審査会となったのである。
3年ほど前までは、
私たちもそれぞれの地域に行って(一審査員が2箇所程度)
地域づくりに関わった人たちに、
直接ヒアリングをするなどの実態調査をしたのだが、
これが行革の一環で予算がカットされ(仕分けされ)
今では先方が出向いて来てくれて、
私たちにプレゼンテーションをする方式に、
変わったのである。
(この「実態調査」というのが凄く地味で、
修学旅行より質素な宿に泊まり、
部屋では蛾や蚊など夏虫たちも一緒で、
地域の人との懇談会の食事代も自費。
乗りものだって国の規定で、
本州は飛行機は使えないので、
山口県にも新幹線で行かなければならなかったし、
しかも「のぞみ号」は駄目で、
「ひかり号」までと決められていたし、
飛行機の場合は自分で購入して「搭乗券添付」で、
後日請求をすることになっていて、
もちろん「マイレージ」は、
辞退届けを出さなければならないし〜この手続きが大変なのです〜
たまたま搭乗券を紛失した審査員は、
「行った証拠がないから」という理由で、
全額自費になったというし、
〜同行した仲間が「証言」しても駄目なのです〜
......過酷旅だったのです)
......ということで、
今日は午後1時過ぎから夕方まで、
室温28度に設定された、
節電モードの薄暗い部屋で、
各地からいらしたみなさんの、
プレゼンテーションをお聞きしたのである。
(私以外の)他の審査員の先生方は、
ほとんどが男性大学教授で、
開襟半袖シャツだったのであるが、
(一人女性審査員がいるのだが、
彼女は会議室に入るやノースリーブになっていた)
私は春夏秋冬、仕事の時はパンツスーツと決めているので、
今日もまたその格好で審査会に臨んだのだが、
たまたま会議室が地下だったので、
我慢出来ない程ではなかったが、
でも.........かなりの暑さではあった。
しかし、
一心不乱にプレゼンテーションをする人たちの、
緊張感とひたむきさに打たれ、
暑さも部屋の暗さも飛んでいくのだった。
(「心頭を滅却すれば、火もまた涼し」)
東日本大震災後ということも影響してか、
皆さん一様に「我が故郷」「我が町」を、
いかにも愛おしそうに語るのだが、
プレゼンテーションが終わった途端、
緊張のあまり(正確には「弛緩」した瞬間)
泣き出しそうになった女性を見た時には、
私まで目頭が熱くなってしまった。
ほとんどが、
少子・高齢化の波をかぶっている過疎の町で、
中には限界集落ギリギリの地域もあったが、
それでも地域を少しでもよくするために、
一生懸命、力を尽くしている姿は、
とても感動的だったし、
「こうしてただ、
話を聞いているだけでいいのだろうか」と、
自分の「在りよう」も考えさせられた。
(最近とみに思うのだが、
そろそろclub willbeも、
「自分以外の、誰かのためになりたい」という、
当初の志に向かって、具体的な一歩を、
踏み出さなければならないのではないか、と......。)
それにつけても、
メンバーのみなさんのアイディアをいただきながら、
私も今日の人たちみたいに、
「もう一頑張り、しなくちゃ!」と、
帰途、夏の夕暮れの翳り行く空を見つめながら、
革めて心に期したのだった。
明日は、
「willbeアカデミー」の2日目。
久しぶりに(生の)浅野史郎さんにお会い出来るし、
ロシアから帰国したばかりの妹島和世さんと、
いつお会いしても超然とした魅力をお持ちの、
福岡伸一さんの講義も、
聞かせていただけることになっている。
早く眠らなければならないのだが、
緊張と高揚感で、
眠気がどこかに行ってしまった。














































残間さん、審査会お疲れさまでした。
役所の人間としてう~んそのとおりと…
私も似たような仕事をしつつ、現地のヒアリングの重要性を実感。
しかしながら、予算の削減で難しくなりつつあります。
その場にいあわせることで流れてくる空気や、かかわっている人たちの意気込みを見もしないで、審査してもらうなんて審査員の方々に失礼だよなと思っています。
行政が応援する方法を考え直さなければならない時期に入っているような気がしています。
残間様
今頃は、一番お忙しく緊張の事でしょう。
いけない*睡眠不足と云われながらも...今日こそ病です。
午前中は、パソコンは出来るだけ電源を入れない様にと、
3:11日から心がけているのですが。
残間様のきちんとしたス-ツ姿☆。
仕事には...頭が下がりました、やはりそうでしたか。
「心頭を滅却すれば、火もまた涼し」懐かしい言葉です。
残間様の服装、
お仕事に対する心意気が「オシャレ」の中にも、
表れていたのですね。
昔尊敬していた「茶道」の先生が90歳の時真夏の京都で、
きちんと素敵に着物を...待合でも扇子も使わず?!。
後でお聞きしましたら「心頭を...」そのお言葉と、
茶席では「夏は涼しく暑いと云う言葉は避ける」のですと、
云われた事を思い出しました。
冷房・暖房装置の無かった時代も日本人は「国民服・着物」
でしたのを、忘れていた自分に気つかして貰いました。
明日のブログと、受講為された」皆さまのコメントを楽しみにしています。
地方でも、秋祭りが始まりました、
「地産・ちしょうに」協力の言い訳をしながら、
各地の名産物を、見学・試食・買に行きます。
いい具合に空も晴れてきました、続くといいなぁ~☀。
昨夜は、今日の”ウィルビーアカデミー二日目”への期待でなかなか寝付けませんでした。寝付きが良いのが特技(ベットに入ると1分以内)の私は焦りましたが、前夜からワクワクするという事もほとんどないので、その高揚感に身を任せ明日の事に思いを巡らせました。
朝も早く目覚め、朝日が昇るのを久々に清々しい気持ちで眺めいました。
お天気にも、健康でイベントに参加出来る事にも感謝です。
>「自分以外の、誰かのためになりたい」
そういう事がウィルビーの中で出来ると本当に嬉しいですね。俄然生きている意味があるというものです。誰かのお役に立てて、自分の生き甲斐も得られる。こんな理想的な生き方があれば、その為にはどんな事でも自分に出来る事を精一杯尽くすつもりです。どうぞ、よろしくご指導下さいませ。
福島県川俣町のファミリーマートでは色んな試みをやっている様ですね。非常時と言う事で止むを得ずやっている業務もあるかと思いますが頭が下がりますよ。ある意味「これからのコンビニのあるべき姿」なのかも知れません。私も約20年小売りの現場で働いてきましたがなかなか皆さん既成概念は打ち破れない様です。全国の小売りに携わる皆さんに問いたいです。「何の為にこの仕事をやっているのか?」「あなたの仕事は社会にとってどんな意味を持っているのか?」もう経済の牌が大きくなる事はありませんから、特に若い世代の皆さんには「新たな小売りの姿」を模索して欲しいなー。大きな事は出来ないけど立地している町造りの一端は担うべきでしょう。そして消費者にも自戒を求めます。「1円でも安い店で買う」なんてナンセンスです。「こんなに安く売るな!!!」といつか消費者から言われてみたいですよ。
私は大学卒業後、一度故郷にもどり、
福祉施設に勤務していた時期があります。
あの頃は一応、地元に貢献していたのですが…。
個人的な事情で、どうしても東京に出てやりたいことがあり、
29歳の時に、東京に出てきてしまいました。
少子・高齢化は、多くの地域でそういう傾向があると思いますが、
簡単に何とかなるという策はないと思います。
田舎には大学があまりないので、大学に進学する多くの人は、
大都市の大学に入学します。
卒業後、故郷に戻れるのは、地元産業に関係している人か、
公務員・教員・医者など、故郷でも仕事が確保できる人だけで、
その他の多くの人は、大学卒業後も故郷には戻らず、大都市で仕事を続けます。
私の故郷の地元産業などは、輸出に大きな比重があり、
ここ何年かの経済状況で、たいへんな苦境に追いやられているようです。
大学を出たから優秀というわけではありませんが、
世の中を変えていく柔軟な発想をもてる人の多くは、
やはり優秀な大学を出た人だと、私は思っています。
そういう優秀な人が、故郷に戻れない状況では、
故郷の斜陽化は、何ともならないと思います。
今の日本を何とかするためには、まず東京の一極集中を改善し、
首都機能を分散するなど、根本的に何かを変えないと、
何ともならないのでは?と思っています。