3/11(火)3年目の「3.11」は、大阪で迎えました。

icon_zamma.jpg3月11日(火)23時01分
第2042回


3.11の今日、
故郷・仙台に思いを馳せながら、
私は東海道を、
大阪に向かっていた。

来月で開業1年を迎える、
「グランフロント大阪」の中核施設である、
一般社団法人「ナレッジキャピタル」の、
高橋豊典事業統括部長と、
対談をするための来阪だ。

2002年の国際コンペを経て、
行政、学会、経済界、
開発業者が一体となって、
推進してきた「うめきた」プロジエクト。
西日本最大のターミナル駅である、
JR大阪駅とつながり、
24ヘクタールもの広大なスケールを持つ、
このプロジェクトの先行開発地域が、
7ヘクタールに及ぶ、
「グランフロント大阪」だ。

その中で、
「ナレッジキャピタル」は、
「知の交流」をコンセプトに、
昨年4月に誕生したのだが、
当初高橋さんが方々を回って、
説明に歩くと、
「ナレッジキャピタルって、何?」とか、
「解りにくいね」などと、
言われたというくらい、
大阪のみならず、
日本の中でも珍しい施設なのである。

特に、
多様な分野の専門家やビジネスマン、
研究者、クリエイターたちが交流して、
新たな価値創造をめざす、
会員制サロン「ナレッジサロン」に至っては、
会員は集まらないだろうと、
思われていたらしい。

こうした施設(しくみ)は、
「インキュベーター」と、
呼ばれることが多く、
(元々が「孵化器・保育器」という意味から、
「起業支援センター」の意味にもなっているのです)
東京にもいくつかあるが、
「知」が前面に掲げられていることもあって、
「敷居が高い」と、感じる人が多く、
一般には敬遠されがちだ。
(逆にそこがある種のエリート意識をくすぐり、
入りたがる人もいるのですが)

気さくで、
直截的なつき合いを好む、
大阪の人には、
馴染まないのではないかと思われていたのが、
いざオープンしてみたら、
「待ってました!」と、ばかりの、
大賑わいを見せ、
1周年を前に、
目標としていた会員数を、
軽く達成したというから、
今や東京も大阪もなく、
欲しいものはどこにいても欲しいのだろう。
(3年で1000名と想定していたのが、
既に1900名もの会員がいるのだという)

若い人だけでなく、
私と変わらない大人世代も、
沢山入会(参画)していて、
今日も若い女性3人と、
ミーティングをしている、
白髪の紳士もいれば、
若い人と隣り合わせでPCに向かいながら、
時々会話を交わしている大人世代もいるなど、
世代や職業の壁を超えた、
自由で多様な人間関係が見てとれた。
(東京ではかえって若い人ばかりが目立っています)

.........14時過ぎには全てが終了し、
タクシー乗り場まで、
対談の構成をしてくれる会社の、
若い編集者が送ってくれた。

タクシーが来て、
彼に挨拶を交わして、
私は車に乗った。

走り出して、
数メートル進んだところで、
後ろを振り返ったら、
まだ立っている。

慌てて手を振ったのだが、
窓ガラスに膜が張ってあるのか、
見えないらしい。
角を曲がろうとした時、
もう一度振り返ったら、
まだ立っていた。
こういう人は最近珍しい。

私は送るのは好きだが、
送られるのは苦手なのだが、
別れてから必ず、
後ろを振り返る癖がある。

昔は振り返った時、
まだ立っている人は珍しくなかったが、
最近はほとんどの人が、
さっさと去って行く。
それはそれであっさりしていて、
悪くはないが、
ほんの少しの余韻は欲しい。

今日の彼(柴田さんと言います)は、
私が豆つぶくらいになって、
彼の視野から完全に外れる寸前に、
もう一度深々と頭を下げていた。

今日の大阪では、
3.11の話は聞かなかったが、
(往復のタクシーの運転手さんに言っても、
あまり関心を示しませんでした)
柴田さんの姿の中に、
3.11が、
投影されているような気がした。

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3.11

それぞれの想いが交錯した

そんな忘れられない時を

振り返りつつ

平和でありたい!

幸せでありたい!

と、神様に祈りました

また、こんな飛散なことを

繰り返したくない

「ナレッジキャピタル」って
聞いたことがなかったので
調べてみました。
アクティブラボとかイベントラボとか
カフェラボとかがあって
大学や企業や研究機関が協力し
コーヒーやランチを楽しみながら
様々な世代の人や外国の方とも
つながりが持てる場で
PCや本や電子書籍等もあるんですね。
「知」の交流センターの様なもの
なのでしょうか。
東京にもこういう施設がいくつかある
とのことですが、知らなかったなあ。
本から学ぶだけでなく
そこで出会った人同士が互いに
知の化学変化が起こせる場所みたいで
楽しそうですね。

遠い昔、父が話してくれたことを思いました。
仕事である方を訪ねた時、父の車が見えなくなるまで見送っていてくれたと。
それで、その方の気持ちが分かったって。
我が家に来客のある時、曲がり角はすぐ近くだけど、車が角を曲がるまで見送っているのは、父のその言葉を覚えているからです。

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フォトアルバム

4月5日(土)

photo_nikki六本木ヒルズのパンジー

photo_nikkiアークヒルズ中庭の桜。

photo_nikki首相官邸沿いの新芽の出たポプラ(上)と桜並木(下)
photo_nikki

photo_nikki内閣府前。

photo_nikki参議院会館前。

photo_nikki国立国会図書館前。

photo_nikki憲政会館の下の通りにはドクダミが。

photo_nikki内堀通り沿いの桜(奥に見えるのは警察庁と国土交通省)

photo_nikki首都高都心環状線沿いの桜。

photo_nikkiお濠の周りには観光バスが列を連ねていました。

photo_nikki皇居内堀に咲く花々。

photo_nikkiカルガモ発見!



4月3日(木)

photo_nikki日中文化交流協会・前会長の辻井喬さんを偲ぶ会。

photo_nikki左は「日本介護福祉グループ」の藤田英明会長、中央は必殺紹介人のモリベ氏。



4月2日(水)

photo_nikki青山通りから見た赤坂御用地の桜。

photo_nikki赤坂警察署前の桜。

photo_nikki赤坂・豊川稲荷は、早くも葉桜です。

photo_nikki国立劇場前。

photo_nikkiFM東京前。

photo_nikki英国大使館前。

photo_nikki千鳥ヶ淵の桜。

photo_nikki桜を眺めながら昼食をとる外国人ビジネスマンの姿も。

photo_nikki靖国神社の桜(右端に鳥居があります)

photo_nikki梅窓院の桜。

photo_nikki
寺島文庫の文庫犬エリゼと。



4月1日(火)

photo_nikki神宮外苑の桜。

photo_nikki渋谷・桜ヶ丘のさくら通りでは「さくらまつり」が開催中。

photo_nikki林真理子さん還暦パーティの引き出物。



3月31日(月)

photo_nikki富士川鉄橋付近を通過。

photo_nikki京都の東寺。

photo_nikki大阪で千秋楽を迎えた、地球ゴージャスプロデュース公演「クザリアーナの翼」



3月29日(土)

photo_nikki吉川公園に向かう途中の桜並木(三分咲きでした)

photo_nikkiグラウンドの土手には鮮やかな菜の花間畑が!

photo_nikki南青山ぼちぼち団のメンバーと。

photo_nikkiぼちぼち団の新キャプテンのフジタ氏。

photo_nikki開会式で挨拶をする椎名誠さん。

photo_nikki八丈島や大阪からも参戦。



3月24日(月)

photo_nikki南紀白浜空港。

photo_nikki空港の隣には「アドベンチャーワールド」が。



3月23日(日)

photo_nikki川湯温泉。河原に穴を掘って作った「my露天風呂」に入浴中の人たち。

photo_nikki湯の蜂温泉。

photo_nikki卵を網に入れて、湯筒で茹でています。

photo_nikki熊野那智大社

photo_nikki
那智の滝。

photo_nikki香炉にぶら下がっているこま犬が可愛い。

photo_nikki熊野本宮大社。

photo_nikki昨年の台風12号の被害の爪痕が残る熊野川の河岸。

photo_nikki和菓子屋「儀平」の堀本京子さんと。

photo_nikki「アドベンチャーワールド」の入口。

photo_nikki食欲旺盛なオスの海浜(カイヒン)君と。

photo_nikki海浜君の妹の優浜(ユウヒン)ちゃん。

photo_nikki手前が海浜君、奥が双子の陽浜(ヨウヒン)ちゃん。

photo_nikkiペンギン王国。

photo_nikkiラッコたち。

photo_nikki三段壁の夕陽。

photo_nikki

photo_nikki白浜名物・クエ鍋。



3月22日(土)

photo_nikki奈良県から和歌山県へと流れる紀の川

photo_nikki高野下駅舎。

photo_nikkiケーブルカーで高野山へ。

photo_nikki頂上には前日降った雪が積もっていました。

photo_nikki金剛峯寺。

photo_nikki紀州の春。

photo_nikki

photo_nikki

photo_nikki



3月21日(火)

photo_nikki小さな誕生日ケーキでお祝い。

photo_nikki仁坂吉伸和歌山県知事から、誕生日祝いに送って頂いた「焼き梅」



3月18日(火)

photo_nikki
工事中の「ホテルグレイスリー新宿」外観。

photo_nikki花粉症対策マスクを装着した八丁地常務執行役員と。



3月14日(金)

photo_nikki「日本創生委員会」が開催された東京會舘の桜。



3月13日(木)

photo_nikki雨滴の向こう側にうっすらと浮かんでいるが河津桜です。

photo_nikki会席料理にも添えられています。



3月11日(火)

photo_nikki春まだ遠し。

photo_nikki米原市の手前。遠くに見えるのは伊吹山。

photo_nikki1階のナレッジプラザに展示されている巨大プール(実は絨毯です。中央の水色の部分に立って周りを見ると、プールの中にいるように立体感が味わえます)



3月10日(月)

photo_nikki
今季最強の寒波も3年前の震災の日を想えば・・・。

photo_nikki
津村禮次郎さんによる能

photo_nikki奥でヴァイオリンを演奏しているのが古澤巌さん。手前左がチェリストの大藤桂子さん。

photo_nikki華道家・前野博紀さんにより献花。



3月8日(土)

photo_nikki母のホームに向かう途中、小学校の校庭沿いには春の花が。

photo_nikkiボケ(木瓜)の花。

photo_nikki大和夢之介さんの独立15周年記念パーティにて(右から、平山みきさん、大和さん、川上麻衣子さん、私)

photo_nikkiwillbe混声合唱団の活動の様子。

photo_nikki特訓!(合唱団を支える貴重な男声です)



3月7日(金)

photo_nikki歳川隆雄さんの出版記念パーティ。

photo_nikki会場に届けられた政治家からの花輪。

photo_nikki会場にいらした田原総一郎さんと。



3月3日(月)

photo_nikki5時間煮込んだ蕗の煮もの(右)と山椒の佃煮(左)



3月2日(日)

photo_nikki帰りに立ち寄ったナカヤマの実家では、お義姉さんが育てた梅が花を咲かせていました。

photo_nikki

photo_nikki



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書籍情報

人と会うと明日が変わる

人と会うと明日が変わる  残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
イースト・プレス
【価格】
1,470円

引退モードの再生学

引退モードの再生学 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
【価格】
500円

モグラ女の逆襲
~知られざる団塊女の本音~

モグラ女の逆襲 ~団塊女の知られざる本音~ 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
日本経済新聞出版社
【価格】
1,575円

それでいいのか 蕎麦打ち男

それでいいのか 蕎麦打ち男 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
【価格】
1,470円

プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。