3/13(木)母は今日、98歳になりました。

icon_zamma.jpg3月13日(木)23時49分
第2044回


😊Pecoraさん、
初コメントありがとうございました。
レギュラーコメンテーターの方々からの、
私の拙文を補完してくださる、
コメントも嬉しいですが、
初めての方からのコメントは、
「私もますます頑張らなきゃ」と、
大変励まされます。
(またお待ちしていますね)


さて、
母が本日、
98歳の誕生日を迎えました。

正直のところ、
昨年10月に2度目の脳梗塞を発症し、
「全盲・右半身麻痺」になって、
入院した時、
次の誕生日が迎えられるとは、
思ってもみませんでした。

ホームに入って2ヶ月半、
スタッフのみなさんのお蔭で、
母はめきめき元気になり、
私はまだ「目撃」してはいないのですが、
数日前から自分でスプーンを持って、
食事が出来るようになったそうです。

時々勘が狂って、
スプーンがあらぬ方向に、
行くそうですが、
それでも自分の手での、
「完食」が続いていると聞いて、
感激もひとしおです。

それなりの施設と、
心あるサポートがあると、
ここまで機能回復が出来るのものなのだと、
今更ながら、
「プロに委ねて良かった」と、思います。

今日は、
弟夫婦も息子も、
仕事があるとのことなので、
誕生会は次の日曜日に、
ホームのライブラリーをお借りして、
やることにしているのですが、
一応今日が「当日」なので、
会議と会議の合間を縫って、
わずか20分間ほどでしたが、
母に会いに行きました。

ホームのみなさんには、
お昼にお祝いをしていただいたようで、
部屋にはお花が飾られていました。
「おかあさん、良かったわね」と、
私が言うと、
「何がですか?私は少しも、
おめでたくはありませんよ」と、
なにやら雲行きが怪しいのです。

「お金もないし、
父親は働けないし、
どうすることも出来ないのは解りますよ。
だからといって、
娘を芸者に売ろうなんて、
考えられますか。
私は朝から夜まで死ぬほど働いて、
親に全部渡しているんですよ。
(この辺は現在形)
それでも足りないんですよ。
もう家には一銭も残っていないんですよ。
でも、娘を売るなんて.........」と、言いながら、
膝掛けに突っ伏すのです。

母の養父が生活苦のあまり、
母を芸者さんにしようとした話は、
過去に1〜2度聞いたことがありますが、
それがこれほどの怒りをもって、
受け止めていたとは思いませんでした。

他の居住者のみなさんが、
憩うサロンで、
大声を出して言うので、
「お母さん、もう少し小さな声で言ってね」と、
たしなめると、
「うるさい!
あなたは私にどうしろというのですか!
私は売られるのよ。
静かな声でなんか言えますか」と、
目をつり上げ、
唇をブルブル震わせて、
怒鳴るのです。

時々、
昔の苦しかった時代を思い出して、
険しい態度になることがあるとも、
聞いてはいたのですが、
よりもよって誕生日の今日、
目の当たりにするなんて.........と、
複雑な気持ちになりましたが、
過去の深い哀しみ(あるいは憤怒)は、
なかなか消えないものなのだということも、
知りました。

次の会議に遅刻しそうになったので、
「それじゃ、私は仕事に行きますね」と、
言ったところ、
「あら、もう行くの?
仕事、うまくいっているの?
あまり気を揉んだりしないようにね。
気楽にね、気楽に生きなさいね。
はいはい、それじゃ行ってらっしゃ〜い!」と、
いつもの母に戻っていました。

母の思考は、
時空を超え、
時折り漂流してもいて、
自己を認識する感覚は、
もう戻らないかもしれないが、
生物として、
健やかにいるだけで、
感謝しなければいけないと思い直して、
次の仕事場に向かった。

🌸追伸)
椿山荘の花は、
梅でも、桃でもなく、
河津桜でした。
和食レストラン「みゆき」の、
会席料理にも添えられていました。

カテゴリ:

コメント(3)

お母様のお誕生日
おめでとうございます。
いろいろあっても
98歳の方が食べられて
お元気でいらっしゃるという事実に
とても励まされます。
いつまでもお元気で
いらっしゃいますように。

ヘルパー2級の講習を受けた時に
目隠しをして食べたり
食べさせてもらったりする体験をしました。
見えないで食事するのは難しいし
見えないで食べさせてもらうのは
結構、恐怖感を感じるものなんだなと
知りました。
自分で食事ができるということは
大切なことなんですね。

初めまして。

お母さま98歳ですか。

92歳の母を亡くして2週間になります。
徹子の部屋で拝見して以来、ブログを覗いています。
ご自身の健康状態、さらにお忙しいスケジュールをこなしながらの在宅介護から、ホームへの決断はまるで人ごとは思えませんでした。

スタッフさんの愛情と足繁く訪問する4人の娘への感謝を胸に突然に母は逝ってしまいました。

長女としての肩の荷が少し軽くなって・・・。
willbe混声合唱団に行きたいなー!

お母様、98歳おめでとうございます。
その生命力の強さに「すごい!」と一人声を出してしまいました。
とともに、残間さんや息子さん、中山さん、ニシダさん皆様の関わり方がお母様にとって「生きる力」になっていることを確信してます。

お母様の回復力を信じ、益々お元気になられますことを祈っております。

椿山荘の三重塔横の染井吉野の桜にもうすぐお目にかかれます。
毎年、和食処みゆき脇で桜の風景を眺めながら抹茶をいただくのは、私の春の贅沢なひと時です。
今年ももうすぐその季節がやって来ますね。

コメントを投稿する

      

フォトアルバム

4月5日(土)

photo_nikki六本木ヒルズのパンジー

photo_nikkiアークヒルズ中庭の桜。

photo_nikki首相官邸沿いの新芽の出たポプラ(上)と桜並木(下)
photo_nikki

photo_nikki内閣府前。

photo_nikki参議院会館前。

photo_nikki国立国会図書館前。

photo_nikki憲政会館の下の通りにはドクダミが。

photo_nikki内堀通り沿いの桜(奥に見えるのは警察庁と国土交通省)

photo_nikki首都高都心環状線沿いの桜。

photo_nikkiお濠の周りには観光バスが列を連ねていました。

photo_nikki皇居内堀に咲く花々。

photo_nikkiカルガモ発見!



4月3日(木)

photo_nikki日中文化交流協会・前会長の辻井喬さんを偲ぶ会。

photo_nikki左は「日本介護福祉グループ」の藤田英明会長、中央は必殺紹介人のモリベ氏。



4月2日(水)

photo_nikki青山通りから見た赤坂御用地の桜。

photo_nikki赤坂警察署前の桜。

photo_nikki赤坂・豊川稲荷は、早くも葉桜です。

photo_nikki国立劇場前。

photo_nikkiFM東京前。

photo_nikki英国大使館前。

photo_nikki千鳥ヶ淵の桜。

photo_nikki桜を眺めながら昼食をとる外国人ビジネスマンの姿も。

photo_nikki靖国神社の桜(右端に鳥居があります)

photo_nikki梅窓院の桜。

photo_nikki
寺島文庫の文庫犬エリゼと。



4月1日(火)

photo_nikki神宮外苑の桜。

photo_nikki渋谷・桜ヶ丘のさくら通りでは「さくらまつり」が開催中。

photo_nikki林真理子さん還暦パーティの引き出物。



3月31日(月)

photo_nikki富士川鉄橋付近を通過。

photo_nikki京都の東寺。

photo_nikki大阪で千秋楽を迎えた、地球ゴージャスプロデュース公演「クザリアーナの翼」



3月29日(土)

photo_nikki吉川公園に向かう途中の桜並木(三分咲きでした)

photo_nikkiグラウンドの土手には鮮やかな菜の花間畑が!

photo_nikki南青山ぼちぼち団のメンバーと。

photo_nikkiぼちぼち団の新キャプテンのフジタ氏。

photo_nikki開会式で挨拶をする椎名誠さん。

photo_nikki八丈島や大阪からも参戦。



3月24日(月)

photo_nikki南紀白浜空港。

photo_nikki空港の隣には「アドベンチャーワールド」が。



3月23日(日)

photo_nikki川湯温泉。河原に穴を掘って作った「my露天風呂」に入浴中の人たち。

photo_nikki湯の蜂温泉。

photo_nikki卵を網に入れて、湯筒で茹でています。

photo_nikki熊野那智大社

photo_nikki
那智の滝。

photo_nikki香炉にぶら下がっているこま犬が可愛い。

photo_nikki熊野本宮大社。

photo_nikki昨年の台風12号の被害の爪痕が残る熊野川の河岸。

photo_nikki和菓子屋「儀平」の堀本京子さんと。

photo_nikki「アドベンチャーワールド」の入口。

photo_nikki食欲旺盛なオスの海浜(カイヒン)君と。

photo_nikki海浜君の妹の優浜(ユウヒン)ちゃん。

photo_nikki手前が海浜君、奥が双子の陽浜(ヨウヒン)ちゃん。

photo_nikkiペンギン王国。

photo_nikkiラッコたち。

photo_nikki三段壁の夕陽。

photo_nikki

photo_nikki白浜名物・クエ鍋。



3月22日(土)

photo_nikki奈良県から和歌山県へと流れる紀の川

photo_nikki高野下駅舎。

photo_nikkiケーブルカーで高野山へ。

photo_nikki頂上には前日降った雪が積もっていました。

photo_nikki金剛峯寺。

photo_nikki紀州の春。

photo_nikki

photo_nikki

photo_nikki



3月21日(火)

photo_nikki小さな誕生日ケーキでお祝い。

photo_nikki仁坂吉伸和歌山県知事から、誕生日祝いに送って頂いた「焼き梅」



3月18日(火)

photo_nikki
工事中の「ホテルグレイスリー新宿」外観。

photo_nikki花粉症対策マスクを装着した八丁地常務執行役員と。



3月14日(金)

photo_nikki「日本創生委員会」が開催された東京會舘の桜。



3月13日(木)

photo_nikki雨滴の向こう側にうっすらと浮かんでいるが河津桜です。

photo_nikki会席料理にも添えられています。



3月11日(火)

photo_nikki春まだ遠し。

photo_nikki米原市の手前。遠くに見えるのは伊吹山。

photo_nikki1階のナレッジプラザに展示されている巨大プール(実は絨毯です。中央の水色の部分に立って周りを見ると、プールの中にいるように立体感が味わえます)



3月10日(月)

photo_nikki
今季最強の寒波も3年前の震災の日を想えば・・・。

photo_nikki
津村禮次郎さんによる能

photo_nikki奥でヴァイオリンを演奏しているのが古澤巌さん。手前左がチェリストの大藤桂子さん。

photo_nikki華道家・前野博紀さんにより献花。



3月8日(土)

photo_nikki母のホームに向かう途中、小学校の校庭沿いには春の花が。

photo_nikkiボケ(木瓜)の花。

photo_nikki大和夢之介さんの独立15周年記念パーティにて(右から、平山みきさん、大和さん、川上麻衣子さん、私)

photo_nikkiwillbe混声合唱団の活動の様子。

photo_nikki特訓!(合唱団を支える貴重な男声です)



3月7日(金)

photo_nikki歳川隆雄さんの出版記念パーティ。

photo_nikki会場に届けられた政治家からの花輪。

photo_nikki会場にいらした田原総一郎さんと。



3月3日(月)

photo_nikki5時間煮込んだ蕗の煮もの(右)と山椒の佃煮(左)



3月2日(日)

photo_nikki帰りに立ち寄ったナカヤマの実家では、お義姉さんが育てた梅が花を咲かせていました。

photo_nikki

photo_nikki



2014年2月
2014年1月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年9月
2013年8月
2013年7月
2013年6月
2013年5月
2013年4月
2013年3月
2013年2月
2013年1月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年9月
2012年8月
2012年7月
2012年6月
2012年5月
2012年4月
2012年3月
2012年2月
2012年1月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年9月
2011年8月
2011年7月
2011年6月
2011年5月
2011年4月
2011年3月
2011年2月
2011年1月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年9月
2010年8月
2010年7月
2010年6月
2010年5月
2010年4月
2010年3月
2010年2月
2010年1月

書籍情報

人と会うと明日が変わる

人と会うと明日が変わる  残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
イースト・プレス
【価格】
1,470円

引退モードの再生学

引退モードの再生学 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
【価格】
500円

モグラ女の逆襲
~知られざる団塊女の本音~

モグラ女の逆襲 ~団塊女の知られざる本音~ 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
日本経済新聞出版社
【価格】
1,575円

それでいいのか 蕎麦打ち男

それでいいのか 蕎麦打ち男 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
【価格】
1,470円

プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。